「第19回日本情報オリンピック(JOI 2019/2020)」予選に参加した1,265名から本選選考を経て、成績優秀者20名を春季トレーニング合宿に招待いたしました。本年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、合宿期間を3月20日~23日の4日間に縮小して、NTT DATA 駒場研修センターにおいて実施しました。感染症予防の対策を講じると共に、競技・解析を中心に実施し、講義は中止、プラクティスはオンラインで実施しました。その結果に基づき、3月23日「第32回国際情報オリンピック」の日本代表選手4名を決定いたしました。日本代表選手は以下のとおりです。
国際情報オリンピック(IOI=International Olympiad in Informatics)は、世界の約80の国・地域から高等学校3年に相当する学年以下の生徒達が集まり、数理情報科学の能力を競う智の競技会です。競技では、与えられた課題に対する性能の良いアルゴリズムを設計し、さらに、それをプログラムとして適切に実装することが求められます。「第32回国際情報オリンピック(IOI2020)」は、2020年7月19日~26日にシンガポールで開催される予定です。「第19回日本情報オリンピック(JOI 2019/2020)」は、IOI2020シンガポール大会へ派遣する日本代表選手選考会を兼ねています。