子ども向け携帯電話にはG+D Mobile Securityの基板実装型eSIM チップ(eUICC)が実装されています。eSIMチップにはドコモのサブスクリプション(注1)が登録されています。この携帯電話は純粋なeSIMデバイスとして、プラグインSIMスロット(注2)は装備されず、基板実装のeUICCしか装備されておりません。基板実装のSIMとは、文字通りSIMチップが基盤にはんだ付けされたもので、その長所はSIMカードが失われたり、ダメージを受けることが無いことです。さらにSIM自体が小さくなることで必要なスペースも少なくてすむことにあります。従って、デバイスのサイズを子どもの手のひらサイズに合うよう小さく作ることが可能になります。
チップはG+D Mobile SecurityのセキュアなSm@rtSIM CXプラットフォームがベースで、同時にセキュアなeSIMマネジメント環境下での動作が保証されます。ドコモはG+D Mobile SecurityのeSIMマネジメントサービスで携帯電話のサブスクリプションを容易に管理することができます。
G+D Mobile SecurityのTrusted Connected Devices、Global Vice President、Head of Technology, Solutions & StrategyのBernd Mueller(ベルンド・ミュラー)は「日本では子どもむけ携帯電話がとても人気があります」と語っています。「保護者がいつでも子どもたちの居場所を知ることができる、という実用的な利点に加えて、この携帯電話は子どもたちを守ることに使われます。それゆえに、我々は当社のセキュアなeSIMテクノロジーによって、シャープとドコモが開発した新しいデバイスのサポートが出来ることを大変嬉しく思います。」
シャープの通信事業本部、パーソナル通信事業部 事業部長の小林 繁氏は「G+D Mobile Securityのセキュアで定評のあるSm@rtSIM CXプラットフォームがベースのeSIMは世界中でもっとも成功しているeUICC製品です。」と語っています。「それによって、シャープは子どもたちにとって理想的な - ポケットサイズで衝撃に強い - 携帯電話を提供することができました。」
■G+D Mobile Securityについて
G+D Mobile Securityは、ドイツ ミュンヘンに本社を構えるグローバル セキュリティ テクノロジー カンパニーで、Giesecke+Devrientグループの一社です。G+D Mobile Securityは5,300人の従業員を抱え、2018会計年度にはおよそ8億6,800万ユーロの売上をあげています。また世界中で40か所以上の営業拠点、20か所以上の認定工場、データセンターを有しお客様と密接な関係を築き上げています。
G+D Mobile Securityは何十億ものデジタル・アイデンティティを、そのライフサイクル全体において管理しています。当社の製品・ソリューションは、商業銀行、携帯電話事業者、自動車メーカー、モバイル端末機器メーカー、ビジネスエンタープライズ、輸送、保険といった様々な企業とそのお客様の毎日の暮らしの中で、支払、通信、端末間の認証などの目的で利用されています。G+D Mobile Securityはこれらの市場でテクノロジー・リーダーであり、強い競争力を保持しています。より詳しい情報は当社Webサイトをご覧ください。 https://www.gi-de.com/en/jp/mobile-security/