TOKYO KNITとANREALAGEデザイナー森永邦彦が出会い、互いに創発することで生まれた9つのカプセルコレクションを展開。TOKYO KNITの作り手たち各々の発想・技術・こだわりと、デザイナー森永邦彦の既成概念に捉われることのない感性・類まれなる創造力は、高次元でのコラボレーションを実現し、現在の東京だからこそ表現可能なコレクションを創出しました。
ANREALAGEは今回がPITTI IMMAGINE UOMO初出展となりました。
■TOKYO KNITについて
東京にしか創れないニットの未来を世界に発信する、それが私たちのミッションです。
TOKYO KNITは、東京の東部、墨田区本所界隈を中心に事業を展開しているニットファッション製造事業者が、次なる時代のファッション産業のあり方を目指す、新しいものづくりのプラットフォームです。東京のニット産業の歴史は江戸時代に遡ります。鎖国状態にあった当時の日本は、多くを国内生産に頼る必要があり、戦国時代の終焉とともに訪れた泰平のなかで、武士は刀を捨て、新たな仕事に従事することを迫られました。江戸東部に住んでいた武士は、手編みにより靴下や下着といったメリヤス製品を作るようになり、それが徐々に進化し、明治時代の殖産興業政策によりこの地はニット産業発祥の地となったのです。戦後、ファッション文化の中心となった東京には、多くのデザイナーがアトリエを構え、流通、小売業者も急増。