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適度な飲酒は体に良いって本当?



忘年会、クリスマスに続いて年末年始と、アルコールの摂取量が多くなるこの時期。でも、「適度なアルコール摂取は体に良い」なんてことも聞きますよね。そもそも、アルコール摂取量の「適量」とはどのくらいなのでしょうか?



「節度ある適度な飲酒」の量とは?



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厚生労働省によると、日本の男性を対象として行なった研究のほか、欧米人を対象とした研究を集積して検討した結果では、男性については1日当たり純アルコール10~19gで、女性では1日当たり9gまでで最も死亡率が低く、1日当たりアルコール量が増加するに従い死亡率が上昇することが示されているそう。つまり、適量のアルコール摂取は逆に体にいい、ということ! これはお酒好きには朗報かもしれませんね。

厚生労働省では日本人の「節度ある適度な飲酒」=1日平均純アルコールで約20g程度、と定義しています。



アルコール20gはお酒にするとどのくらい?



じゃあ、お酒に含まれているアルコール(純アルコール量)はどのくらいなのでしょうか?

主なものを記載します。



・生ビール(アルコール度数 5%) 中瓶1本:20g

・清酒(アルコール度数 15%)1合 180ml:22g

・ウイスキー・ブランデー(アルコール度数 43%)ダブル 60ml:20g

・焼酎(アルコール度数 35%)1合 180ml:50g

・ワイン(アルコール度数 12%)1杯 120ml:12g

※出典元:厚生労働省「健康21」アルコール

https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b5.html


こうして見てみると、お酒好きな方にとっては少ないと感じるかもしれません。もちろん飲酒に関しては体質も関係するので一概には言えないものの、毎日飲む場合の適度な飲酒とはこの程度。夕食後に一杯、くらいが健康を考えるとちょうどいいということですね。



「飲み過ぎ」になるのはどのくらいの量?



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飲みすぎの量はと言うと、「多量飲酒」=1日1日平均純アルコールで約60g以上とされています。

最初に瓶ビールを飲んで、そのあと日本酒かウイスキーに…と、お酒好きならすぐに超えてしまう量ですね。

肝疾患・脳卒中・がんなど、多くの疾患がアルコールと関連すると言われています。多量飲酒が続くと、内臓も危険な状態になります。 飲み会が続く時には、飲む量のコントロールも必要です。



飲み過ぎを予防する飲み方



とは言っても、飲み会に行けばついつい飲み過ぎてしまうのがお酒好きの性。アルコール摂取量を減らすための工夫を渋谷DSクリニック院長・林博之がお教えします。



お酒とセットで「お水」も常に置いておき、一緒に飲む



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乾杯の1杯を終えたら、お酒と一緒にチェイサーも頼んでおきましょう。お酒を飲んだらその分お水を一口、といった感じでアルコール濃度を薄めましょう。お酒のグラスを口に運ぶ回数を減らす狙いもあります。アルコールの利尿作用で脱水していくので、水分補給にもなり一石二鳥です。



飲み放題での注意は「つぎ足さない」「飲み終えてからオーダー」



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飲み放題の宴会で注意すべきは、ボトルワインやピッチャーでのドリンクの継ぎ足し。ついつい多く飲んでしまう傾向にあります。また、まだ飲み終えていないのに、他の人がオーダーしたタイミングに合わせて次をオーダー…と周りに合わせて飲むペースを上げてしまうのも注意。飲みすぎた、と自覚したらチェイサーやソフトドリンクをオーダーしてください。

飲みすぎて年明けの出勤の体が重・・・なんてことにならないよう、「飲みすぎ」に注意して良い年を迎えましょう!






記事監修:渋谷DSクリニック 渋谷院 院長・林博之



ダイエット専門院・渋谷DSクリニック : https://dsclinic.jp/



情報提供元: @Press