市区町村(離島を除く)に寄贈する軽消防自動車(デッキバンタイプ・9台)


離島に寄贈する軽消防自動車(トラックタイプ・7台)


高規格救急自動車(5台)

一般社団法人 日本損害保険協会(会長:金杉 恭三)は、地域の防災力強化や救急医療体制の整備を目的として、軽消防自動車、高規格救急自動車を、全国に21台寄贈します。

11月27日(水)16時から、総務省消防庁長官室において、軽消防自動車の寄贈式を行う予定です。各寄贈先においても、今後、現地で寄贈式等を行う予定です。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/198925/LL_img_198925_1.jpg

市区町村(離島を除く)に寄贈する軽消防自動車(デッキバンタイプ・9台)

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/198925/LL_img_198925_2.jpg

離島に寄贈する軽消防自動車(トラックタイプ・7台)

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/198925/LL_img_198925_3.jpg

高規格救急自動車(5台)



1. 寄贈の背景

・消防自動車等については、防災事業の一環として、1952年度から全国の市区町村(離島除く)に、1982年度から離島に毎年、寄贈しています。

・救急自動車については、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の運用益を活用した自動車事故の被害者救済支援事業の一環として、1971年度から毎年、寄贈しています。高規格救急自動車については、1991年度から毎年、寄贈しています。





2. 寄贈車両の仕様、累計寄贈台数、活用状況

・軽消防自動車は、軽四輪駆動車をベースとし、悪路での走行や狭い道路での消火活動に機動的に対応でき、迅速な初期消火・初期救命が可能な消防自動車です。市区町村(離島を除く)に寄贈するデッキバンタイプと、離島に寄贈するトラックタイプがあります。

・高規格救急自動車は、従来の救急自動車に比べ、広い車内空間を備え、救急救命士が高度な救急救命処置を十分に行うことのできる設備を備えた救急自動車です。

・今回の寄贈により、消防自動車等の累計寄贈台数は3,459台、救急自動車の累計寄贈台数は1,670台となります。

・寄贈した軽消防自動車や高規格救急自動車等は、各地域における消火活動や救急救命活動のほか、住民の防災意識向上のための消防訓練など、様々な用途で活用されています。





■寄贈先

〇軽消防自動車の寄贈先

<市区町村(離島を除く):9台>

都道府県 市町村

栃木県 鹿沼市(かぬまし)

群馬県 玉村町(たまむらまち)

千葉県 南房総市(みなみぼうそうし)

愛知県 阿久比町(あぐいちょう)

滋賀県 野洲市(やすし)

京都府 長岡京市(ながおかきょうし)

岡山県 久米南町(くめなんちょう)

佐賀県 小城市(おぎし)

長崎県 島原市(しまばらし)



<離島:7台>

都道府県 市町村 離島

北海道 奥尻町(おくしりちょう) 奥尻島(おくしりとう)

東京都 新島村(にいじまむら) 新島(にいじま)

愛知県 西尾市(にしおし) 佐久島(さくしま)

福岡県 新宮町(しんぐうまち) 相島(あいのしま)

長崎県 西海市(さいかいし) 江島(えのしま)

大分県 姫島村(ひめしまむら) 姫島(ひめしま)

鹿児島県 瀬戸内町(せとうちちょう) 与路島(よろじま)



〇高規格救急自動車の寄贈先 5台

都道府県 消防本部

兵庫県 丹波篠山市(たんばささやまし)消防本部

広島県 備北地区消防組合(びほくちくしょうぼうくみあい)消防本部

山口県 萩市(はぎし)消防本部

徳島県 美馬西部消防組合(みませいぶしょうぼうくみあい)消防本部

長崎県 新上五島町(しんかみごとうちょう)消防本部





■累計寄贈台数

〇消防自動車等(1952年度から全国の市区町村(離島除く)、1982年度から離島)

・市区町村(離島を除く)

消防自動車(注) :2,440台

CAFSユニット積載軽車両 : 1台

軽消防自動車 : 286台

消防活動二輪車 : 1台



・離島

軽消防自動車 : 204台

非常用浄水発電照明装置積載兼用軽消防自動車: 9台

小型動力ポンプ : 518台

合計 :3,459台



(注) 標準車、水槽車、救工車、化学車、シュノーケル車などを含む。



○救急自動車(1971年度~)

高規格救急自動車: 281台

その他救急自動車:1,389台

合計 :1,670台

情報提供元: @Press