モダンインディアンキュイジーヌの日本初上陸第一号店としてオープンする「スパイスラボ」と「グレイルーム」は、オーナーであるプリヤ&スナンダン・カプール(Priya and Sunandan Kapur)夫妻が、自動車部品や不動産などのビジネスを展開する中で日本との関わりを深めていくうちに、「いつか日本で、美食や甘美なものすべてに等しく愛情を持ちながら、インドと日本の文化がどれほど深く結びついているかを世界に示せる、そして、日本への感謝の気持ちを示しながら長きにわたって在り続けられる何かを作り出したい」と考えはじめた時から、4年以上の歳月をかけてこの度、東京・銀座に誕生しました。
日本について精通しているカプール夫妻は、「日本人が持つ“インド料理”のイメージは古く、日本ではフレンチ・イタリアン・中華のメニューなど様々な調理法を用いた独創的なメニューが提供されているのに、なぜか、インド料理だけ時が止まっている」という印象を持っていて、「インドの今“Real India, now”を料理を通して体験いただける、ライフスタイルの場をつくりたい」という思いを強めます。この思いを形にするために、ホスピタリティ業界に25年以上関わり、そのうち10年は「The Oberoi」グループのコーポレートシェフとして活躍したラヴィテジ・ナス(Ravitej Nath)をディレクター&コーポレートシェフとして招聘し、プロジェクトチーム作りを開始しました。