CEホールディングス×マイクロン

株式会社CEホールディングス(東証一部、以下当社という)は、2019年11月8日開催の取締役会において、以下のとおり、株式会社マイクロン(以下、マイクロン)と資本業務提携を行い、マイクロンが発行する株式の過半数を取得して連結子会社化することについて決議しましたので、お知らせいたします。またこれにより、同社の完全子会社である株式会社エムフロンティアは当社の連結孫会社となります。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/198134/LL_img_198134_1.jpg

CEホールディングス×マイクロン



1. 資本業務提携及び株式取得の理由

当社グループは、医療を中心としたヘルスケア全般をITで支援し、それに係わる「国民の安心・安全な生活」や「社会や事業者が抱える問題解決」に寄与することで、企業価値の向上を目指しております。また、医療・介護・福祉・保健に関わる情報システムや情報サービスを中心に、事業領域を積極的に拡大するため、業務提携やM&Aを推進しております。

マイクロンは2005年10月に設立された、医薬品・医療機器等の開発業務受託機関(※1)(CRO:Contract Research Organization)です。CRO業界では、これまで国内外の大手による吸収合併や系列化が進んで来ましたが、マイクロンは、CTやMRI等で得られた画像データを医薬品や医療機器等の臨床試験(※2)に活用する「Imaging CRO」の国内におけるパイオニアで、「Imaging CRO」として国内及びアジア圏で最多の実績(※3)を有しており、一般のCROとは異なる独自の路線を歩んで来ました。また、画像データを解析する医療用ソフトウエア(医療機器認証取得済)の開発・販売といった、国内では先進的な取り組みを行っている会社であります。

(マイクロンについての詳細や事業内容は、適時開示資料の別紙もご参照下さい。)

このたび、当社とマイクロンは、「電子カルテを中心とした医療情報システムのトップクラスベンダー」と「画像解析を活用するCRO、かつ先進的な医療用ソフトウエアベンダー」というユニークな組み合わせにより、両社の既存事業を強化するとともに、これまでに無かった新しい製品やサービスを提供することが可能であると考え、業務提携を行うこととしました。

これらを実現するためには、両社一体となった緊密な連携が必要であり、またマイクロンは事業拡大と財務体質改善のための資金が必要であることから、両社は資本提携も行い、当社はマイクロンの株式を取得し連結子会社とすることとしました。

両社はこの資本業務提携により、医療業界ひいては医療にまつわる課題に直面する社会に対して貢献していきたいと考えています。





2. 業務提携の内容

当社グループとマイクロンは、以下について検討及び実行・推進します。



・マイクロンの医療用ソフトウエアの拡販戦略の立案と実行

(当社グループ及び当社グループの販売チャネルで拡販する等)

・電子カルテをはじめとする医療IT技術を用いた、CRO業務の効率化

(遠隔で電子カルテを閲覧可能とし、臨床試験における原データ確認を効率化する等)

・新たな事業の共同開発(以下のような例が想定されるが、具体的には今後検討)

・電子カルテと連携する医療用ソフトウエアの開発・販売

・製薬領域における電子カルテデータの利活用事業

(臨床試験対象者の探索支援、製造販売後調査支援等)

・用画像と電子カルテの融合による新たな事業(AIを含む)





3. 資本提携の内容

当社は、2019年11月29日付(予定)にて、マイクロンの第三者割当による自己株式処分(571株)を引き受け、またマイクロンの株主より株式(855株)を譲り受けることにより、合計1,426株を取得し(議決権所有割合:69.87%)、マイクロンを当社の連結子会社とします。





その他詳細につきましては、弊社適時開示資料をご覧ください。

https://www.ce-hd.co.jp/wp-content/uploads/2019/11/20191108_micron.pdf

情報提供元: @Press