メインビジュアル
皆川 明 Photo:takashi okano
淺井裕介「土の泉」 Photo. Tsuyoshi Hongo
平田五郎_水面の風景-水の中の光~山間のモノリス Photo. Tsuyoshi Hongo
2020年5月31日(日)から開幕する北アルプス国際芸術祭2020のビジュアル・ディレクターに皆川 明氏が就任しました。この度、芸術祭の新しいロゴ、メインビジュアルが完成、皆川氏のコンセプトとともに発表いたします。今後は芸術祭のビジュアル・ディレクターとして、ポスター等の広報物や公式グッズのデザイン、監修を担当いたします。また、第一弾参加アーティストが決定しました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/195523/LL_img_195523_1.png
メインビジュアル
■「北アルプス国際芸術祭2020」のビジュアル・ディレクターに皆川 明氏が就任しました。
皆川 明(みながわ あきら Minagawa Akira)
mina perhonen 代表、デザイナー
1995年にブランド「ミナ(現ミナ ペルホネン)」を設立。「特別な日常服」をテーマに、オリジナルのファブリックによる服作りを進め、国内外の生地産地と連携しながら素材・技術開発に精力的に取り組む。テキスタイルのリーディングカンパニーであるデンマークのKvadratやスウェーデンのKLIPPANなどのデザインも行う。瀬戸内・豊島の宿「ウミトタ」や京都の宿「京の温所」にデザインやディレクションで参加するなど、インテリアやホスピタリティのデザインへも思考を深めている。2019年11月16日より2020年2月16日まで、東京都現代美術館にて展覧会「ミナ ペルホネン/皆川 明 つづく」が開催される。
■第一弾参加作家
青島左門[日本]、淺井裕介[日本]、川俣正[日本]、カン・ヒジュン[韓国]、木村崇人[日本]、ジミー・リャオ[台湾]、平田五郎[日本]、布施知子[日本]、マナル・アル・ドワイヤン[サウジアラビア]、マーリア・ヴィルッカラ[フィンランド]、目[日本]、持田敦子[日本]、李洪波[中国]。以上の13組のアーティストの参加が決定しました。
今後2020年の開催までに約35組のアーティストを順次発表していきます。
■北アルプス国際芸術祭 概要
会期 :2020年5月31日(日)~7月19日(日)50日間
開催地 :長野県大町市
名誉実行委員長 :阿部 守一(長野県知事)
実行委員長 :牛越 徹(大町市長)
総合ディレクター :北川 フラム
ビジュアル・ディレクター:皆川 明
出展作品数 :新作30~35点、既存作品5点
鑑賞パスポート
一般前売券 2,000円(会期中 2,500円)
高校生前売券 1,000円(会期中 1,500円)
アートサイト個別鑑賞券 300円
※中学生(15歳)以下無料
※前売券販売時期:2019年11月上旬予定
■北アルプス国際芸術祭と開催地・長野県大町市
長野県の北西部、松本平の北に位置する大町市は、3,000m級の山々が連なる北アルプス山脈の麓に位置し、清冽な雪解け水と澄んだ空気、四季折々の景観に恵まれ、古くは「塩の道」千国街道(ちくにかいどう)の宿場町として栄えました。北アルプスの山々を映す仁科三湖や、豊富な温泉など自然にも恵まれたこの地域は、現在でも北アルプス登山の拠点として、黒部ダムを擁する山岳ルートである「立山黒部アルペンルート」の長野県側の玄関口として多くの観光客で賑わい、また、新たな価値観によるライフスタイルを模索するI・Uターンによる移住者も増加してはいます。しかし一方では、2014年5月に日本創成会議が発表した消滅可能性都市に上がるほど、過疎高齢化も深刻化しています。
近年叫ばれる地球環境の危機や、日本の現代社会が直面する様々な課題、国境を超えたグローバリゼーションの流れの中で、活力ある地域として存在感を発揮するために、土地固有の地域資源を明らかにし、地域コミュニティを再生していく方法として、現代アートの力が注目を集めています。「北アルプス国際芸術祭」は、そんな大町市、北アルプス山麓の地域資源を、地域の魅力を再発見する「アート」の力によって再認識し、世界に発信することで地域再生のきっかけとなることを目指して2017年に長野県で初めて開催し、会期中延べ43万5千人あまりが訪れました。
情報提供元: @Press