これまで、大規模なネットワークの構築時には、異なる役割や機能を持つ多くの機器を物理的に接続して個々に設定する必要があり、多大な労力がかかっていました。これに対し、2010年頃からソフトウェアの設定だけで機器のネットワーク設定を実現できるSDN(Software Defined Network)の採用が進み、この問題を解決できるようになりました。しかし、現在でも利用機器の一部にSDN未対応の機器を含んでいるケースは多く、特に複数のベンダーによる機器を採用している場合の対応は、サービスプロバイダーやエンタープライズ企業にとって大きな負荷となっています。