最優秀論文賞を受賞データの無意味化により「情報の安全」を実現する「ZENMU(ゼンム)」を展開する株式会社ZenmuTech (ゼンムテック、以下 ZenmuTech、代表取締役社長:國井 晋平、東京都品川区)が、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下 産総研)のサイバーフィジカルセキュリティ研究センター 高機能暗号研究チーム(研究チーム長:花岡 悟一郎)およびセキュリティ保証スキーム研究チーム(研究チーム長:吉田 博隆)と共同で投稿したZENMU-AONTに関する論文が、国際会議 The 20th World Conference on Information Security Applications (WISA2019)において、Best Paper Premium Awardを受賞しました。
この度、産総研の高機能暗号研究チームおよびセキュリティ保証スキーム研究チームとZenmuTechの両者が共同で投稿したZENMU-AONTのアーキテクチャおよび理論的安全性検証等に関する論文「An Extended CTRT for AES-256」(筆頭:辛 星漢、山田 翔太、花岡 悟一郎;以上 産総研、石田 祐介、國井 淳、桶谷 純一、國井 晋平、友村 清;以上 ZenmuTech)が、Best Paper Premium Award(所謂、最優秀論文賞)に選ばれました。
ZenmuTechは、秘密分散技術の中でも、特に、AONT(All or Nothing Transform)方式を中心に研究開発を続けてきました。ZENMU-AONTは、より高速処理が可能で、分散後のデータ容量を最小限にすることで、PCからの情報漏えいを防ぐZENMU for PCやZENMU Virtual Desktopなど様々な分野での実用化に至っています。