開催地マカオからは、昨年より8位順位を上げ、27位となった「ジェイド・ドラゴン(Jade Dragon)」と、36位で初のランクインを果たした「ウィン・レイ・パレス(Wing Lei Palace)」の2軒がランクインしました。また、6位に入った「ウルトラバイオレット・バイ・ポール・ペレ(Ultraviolet by Paul Pairet)」が「中国のベストレストラン賞」を獲得しました。香港からは、22位から11位にランクアップした「ザ・チェアマン(The Chairman)」、初エントリーとなった34位の「VEA」と44位の「セブンス・サン(Seventh Son)」など、計9軒がランクインしています。そのうちの1軒である「ベロン(Belon)」は順位を25も上げて15位となり、「ハイエスト・クライマー賞」を受賞しました。
イタリア人パティシエ、フィオラーニ氏は、出身地であるローマの「ラ・ペルゴラ(La Pergola)」やフィレンツェの「エノテカ・ピンキオーリ(Enoteca Pinchiorri)」など、ミシュランの星を獲得している一流レストランでその腕を磨き、その後さらにドバイやポルトガルで経験を積んだ後、東京に落ち着きました。「イル・リストランテ ルカ・ファンティン」で提供されるフィオラーニ氏のデザートは、ルカ・ファンティン氏によるモダンイタリアンとの絶妙なハーモニーを奏でています。また、同氏は、2018年に自身の初の料理本となる『夢と現実の間 (Tra L’Onirico e Il Reale)』を出版しています。
■アート・オブ・ホスピタリティー賞:「8 1/2 オット・エ・メッツォ・ボンバーナ(8 1/2 Otto e Mezzo Bombana) / 香港・中華圏」
ウィン・リゾーツは、世界の独立系ホテルの中で最多の「フォーブス・トラベル・ガイド・ファイブ・スター・アワード」(Forbes Travel Guide Five Star Awards)を受賞しています。2016年8月にオープンしたウィン・パレス(Wynn Palace)は、中華人民共和国のマカオ特別行政区にある、国際的なリゾート開発会社であるウィン・リゾーツが、ウィン・マカオ(Wynn Macau)に次いで2番目に開業した豪華な総合リゾートです。マカオのコタイ地区に位置する28階建てのウィン・パレスは、1,706室の洗練された内装の客室、スイートにヴィラ、大小様々な会議施設、高級ブランド店、カジュアルなお店から高級店まで計11軒のレストラン、マカオ最大のスパ、サロン、プール、大規模なカジノを備えています。