おうし座DM星周囲の原始惑星系円盤の観測画像 Credit: ALMA (ESO/NAOJ/NRAO),Kudo et al.工学院大学(学長:佐藤 光史、所在地:東京都新宿区/八王子市)の武藤 恭之准教授(教育推進機構)らの参加する国際研究チームが、アルマ望遠鏡を用いて、生まれたての星であるおうし座DM星の周りに存在する円盤の詳細な構造を観測しました。その結果、周囲の原始惑星系円盤の塵の分布を、6天文単位(1天文単位は、太陽と地球の間の距離)という、これまでにない高い空間解像度でとらえることに成功しました。この円盤は、私たちの太陽系とよく似た構造を持つことが明らかになり、太陽系の起源の解明に向けた大きなステップとなりました。