モークル画面1
モークル画面2
LINE画面
パソコンの管理画面で、バスの現在位置を一覧に表示。15秒毎に更新。
自動車整備、IoTの販売を行う恵那バッテリー電装株式会社(岐阜県中津川市)が開発した、スマートフォンのSNSアプリLINEを使って、バスの現在位置を確認できるシステム『モークル』が美濃加茂市のコミュニティバス「あい愛バス」7路線に採用されました。
『モークル』は2017年8月よりサービスを開始しており、幼稚園の園児送迎バスや、企業の従業員送迎バスに採用されています。
自治体が運行するコミュニティバスへの採用は、岐阜県中津川市に続いて2例目となります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/173155/LL_img_173155_1.png
モークル画面1
モークルURL : https://moqul.net/dorareco/
あい愛バスURL: http://aiai-bus.com/
【美濃加茂市のコミュニティバス「あい愛バス」で採用】
コミュニティバス「あい愛バス」の運行を行っている美濃加茂市では、以前よりバスの利用者から、バスが時間通りに来ないと不安になるという声があり、課題となっていました。
今回、コミュニティバスの運行事業者である新太田タクシー株式会社(岐阜県美濃加茂市)を通じて提案を行い、採用となりました。
採用の理由として、IT技術を活用した先進的な取り組みによって、利用者の利便性の向上が見込めることや、機器の設置・システムの導入が容易であり、短期間で運用を開始することができることを上げています。
『モークル』の採用により、バスの利用者はバスの現在位置をスマホで確認することによって、バスがいつ来るのか?バスは行ってしまったのではないか?といった不安を解消することができます。
現在、「あい愛バス」の利用者は年間約3万人(平成29年度実績)であり、今後『モークル』の利用によって利便性が向上することで、利用者の増加が見込まれるものと予想されます。
<今回、採用されたのは美濃加茂市内を運行する7路線>
- まちなかぐるっと線/文化の森・公園線
- フルーツ線
- むくの木・そうきち線
- さとやま線
- ほたる線
- 古井駅ー可児川線
- あまちの森・しょうよう線
なお、それぞれにLINEアカウントを用意しています。
【『モークル』の特長】
各路線のLINEのアカウントをタップし、トーク画面で、“今どこ?”をタップすると、地図の上にバスの現在位置の表示と速度、進行方向が2~3秒で返ってきます。さらにトークをタップすると、バスの現在位置が詳細な地図で表示されます。
スマホの利用者にとって、普段使い慣れたLINEのトーク画面で操作が完結するので、あらたにアプリの操作を覚えたり、インストールする必要がありません。登録は専用のQRコードをスマホで読み取るだけで完了、登録人数には制限がなく、誰もが無料で利用することができます。
※LINEは、最も利用されているSNSアプリで、現在日本国内で7,600万人(2018年10月)、13才から69才までの人の75%が利用しています(総務省調査)。利用年齢者層も幅広く、50才以上が26%(約1,976万人)を占めています。
【IoT(Internet Of Things)技術でバスの事故防止と運行管理】
バス用の車載器は、インターネットに接続するIoT技術を採用した、ドライブレコーダーを使用しています。
バスに事故や危険運転が発生したときは、20秒間の映像を自動的にサーバに送信。バスの運行管理者や責任者は事故現場に行くことなく、すぐに状況を映像で確認することができるため、迅速な対応が可能となっています。
また、ドライバーの運転を診断する機能も備えており、急ブレーキや急ハンドル、速度超過等の危険運転を指摘し、安全運転意識の向上を図ることができます。
ドライブレコーダーは事故防止だけでなく、今話題となっているあおり運転を抑止する効果も高いと言われています。
今回、『モークル』の採用によって、利用者の利便性が向上するとともに、バス運行の安全性向上も期待されます。
【利用者向けにチラシの配布と、システムの説明を行います】
美濃加茂市職員と一緒に、乗車待ちの利用者や、駅で降車した利用者向けにチラシの配布と『モークル』の操作説明を行います。
12月17日(月) あい愛バス「美濃太田駅北口」停留所(JR高山線 美濃太田駅北口)にて、
- 7:20頃 7:35発のあい愛バスに乗車する高校生を対象にPR
- 8:55頃 8:55~9:00着の電車から降車する利用者へPR
- 10:30頃 10:30着の便で降車する利用者へPR
<利用者向けチラシ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/173155/img_173155_7.png
https://www.atpress.ne.jp/releases/173155/img_173155_8.png
【会社概要】
当社ではIoT技術を使い、車の事故防止や運行管理に特化した取り組みを行ってきました。
今後は、MaaS(Mobility As A Service)の普及に合わせて、地域バスの利用促進と有効活用に向けて、システムの提供を行います。
会社名: 恵那バッテリー電装株式会社
所在地: 岐阜県中津川市茄子川2077-274
設立 : 1968年1月
代表 : 代表取締役 山口 功司
URL : http://www.enabattery.co.jp
情報提供元: @Press