フィニッシュするランナーたち


歴代2位の記録で総合優勝したタイタス・エキル


18thアベニューの坂


スタートと同時に上がる花火

「JALホノルルマラソン2018」(特別協賛:日本航空)は、現地時間12月9日午前5時、スタートガンの合図と色とりどりの花火とともに、マラソン、10Kラン&ウォークの参加者が一斉にスタートしました。フルマラソンには、25,045人(内日本人 11,927人)がエントリー(車椅子競技部門含む)、また、本年より正式競技種目となった「10Kラン&ウォーク」には5,638人(内日本人3,099人)がエントリー、トータルで30,683名(内、日本人15,026人)がエントリー、20分以上かけてすべての参加者がスタートしました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/172954/LL_img_172954_1.jpg

フィニッシュするランナーたち



■フルマラソンは男女ともケニア勢が勝利

フルマラソン男子は、タイタス・エキル(26歳・ケニア)が、惜しくもコースレコードは逃しましたが、歴代2位の記録、2時間9分1秒で、女子もビビアン・キプラガト(30歳・ケニア)が2時間36分22秒でそれぞれ初優勝しました。日本人では、鈴木 絵里さん(34歳)が2時間47分53秒で女子3位に入りました。





■車椅子競技部門は、副島 正純(そえじま まさずみ)が通算12回目の優勝

車椅子競技部門では、男子は副島 正純(48歳・長崎県出身・ソシオSOEJIMA所属)が1時間39分12秒でホノルルマラソン通算12回目の優勝となりました。副島さんは「今年は風が強くてしんどかった。年末にいつも楽しみに出場しているが、ホノルルは景色が綺麗なコースと聞いている中、私が走っているときの景色は街灯だけ。でもその方が走ることに集中できる。2019年はビッグイヤー1年前で選考も始まるので、喜んでばかりいられない、次の試合にむけて気合を入れていきたい」と語りました。





■それぞれに楽しめるJALホノルルマラソン

ホノルルマラソンは、制限時間がなく、コースが美しいことでも知られています。クリスマスイルミネーションに彩られたダウンタウンや、10キロを過ぎたダイヤモンドヘッド付近の美しい日の出、ハワイカイの運河、カハラの高級住宅街や、終盤のダイヤモンドヘッドから眺める太平洋など、魅力満載のコースをそれぞれのペースで楽しんでいただけます。

また、今回より正式種目となった10Kラン&ウォークは、昨年比で日本人の参加者が約3割増加。フルマラソンと同時にスタート、マラソンのフィニッシュエリアとなるカピオラニ公園がゴールとなり、マラソンの感動をそのままに味わうことができます。完走メダルや完走証ももらえるので、これからフルマラソンへの挑戦を考えているランナーや、初心者にも、ホノルル入門編として最適です。



「JALホノルルマラソン2018」の開催概要は下記の通りです。





■JALホノルルマラソン2018大会概要

<大会名称>

JALホノルルマラソン2018



<開催日時>

2018年12月9日(日)午前5時00分スタート

*フィニッシュエリアのサポートサービスは午後2時まで実施しています。

(全ての参加ランナーはタイムにかかわらず完走することができます)



<競技種目>

・フルマラソン(42.195km)

・フルマラソン車椅子競技部門(42.195km)

・10Kラン&ウォーク(10km)



<主催>

HONOLULU MARATHON ASSOCIATION(ホノルルマラソン協会)



<特別協賛>

日本航空



<協賛>

三菱UFJニコス/佐藤製薬/コーセー/デサントジャパン/NTTドコモ



<最終エントリー数>

(車椅子競技部門含む)

フルマラソン :25,045人(内車椅子競技部門8人)

【内日本人11,927人(内車椅子競技部門1人)】

10Kラン&ウォーク:5,638人【(内日本人3,099人】





■JALホノルルマラソン2018大会結果

<フルマラソン総合/フルマラソン男子>

順位:1位

総合:1位

氏名:タイタス・エキル

年齢:26歳

国籍:ケニア

記録:2:09:01



順位:2位

総合:2位

氏名:ルーベン・キプロップ

年齢:24歳

国籍:ケニア

記録:2:12:59



順位:3位

総合:3位

氏名:ビンセント・ヤトル

年齢:29歳

国籍:ケニア

記録:2:15:31



総合優勝者/男子優勝者コメント

「ホノルルに来ることができ、また優勝することができてとてもうれしい。今回が5回目のフルマラソンでした。コースはとてもよかった。向かい風が強く、35~40km地点がきつかったが、独走でもあったので、来年もホノルルにきてタイムを縮めたい」



<フルマラソン女子>

順位:1位

総合:11位

氏名:ビビアン・キプラガト

年齢:30歳

国籍:ケニア

記録:2:36:22



順位:2位

総合:19位

氏名:シェイラ・ジェロティチ

年齢:29歳

国籍:ケニア

記録:2:42:09



順位:3位

総合:23位

氏名:鈴木 絵里(すずき えり)

年齢:34歳

国籍:日本

記録:2:47:53



女子優勝者コメント:

「優勝できてとてもうれしい。コースは風がきつかったが、初めてホノルルマラソンに参加できてよかった。とても疲れたので終わった後はリラックスしたい」



<フルマラソン日本人トップ>

男子

順位 :総合6位/男子6位

氏名 :春山 大樹(はるやま ひろき)

年齢 :28歳

出身地/所属 :茨城県/Dream AC

記録 :2:31:33



女子

順位 :総合23位/女子3位

氏名 :鈴木 絵里(すずき えり)

年齢 :34歳

出身地/所属 :秋田県/能代山本陸協

記録 :2:47:53



日本人男子1位コメント:

「結婚したのは3年前でしたが、まだ行っていなかった新婚旅行として、二人の子供と一緒にホノルルに来ました。せっかくだからと参加したホノルルマラソン、前半折り返しまで風が強くきつかったですが、日本人トップをとることができうれしいです。表彰台に子供たちと上がれるよう、これからもマラソンで結果を残していきたいです」



日本人女子1位コメント:

「今年は日本人1位をとることを目標にしていたのですが、ホノルルで女子3位になれるなんて夢のようです。ホノルルマラソンを通じて知り合ったエリック・ワイナイナさんに25km地点まで引っ張ってもらったり、日本から深夜にもかかわらず『今年の集大成、頑張って』というメッセージが届いたりしたことが結果につながったと思います」

情報提供元: @Press