全世界港湾都市フォーラム閉幕

台湾・高雄市政府は、「2018全世界港湾都市フォーラム」を2018年9月27日に開催。25ヵ国65か所の港湾都市から120名のグローバルエリートが集結しました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/167539/LL_img_167539_1.jpg

全世界港湾都市フォーラム閉幕



「クリエイティブ産業」、「持続可能な環境作り」、「スマートシティ」、「海洋経済」、「国際会議開催による観光効果」などの5項目についてディスカッションを行いました。

高雄市長の許立明氏と37名のリーダーは、港湾発展に必要な上記5項目についての共同声明を発表。それぞれの港湾都市の基盤を固めていくことを宣言し、署名しました。許立明市長は高雄での国際会議やイベント誘致に積極的に取り組み、貴重な財産を残していきたいと述べました。また、他の国際港湾都市との連携を深め、クリエイティブ価値の創造や都市としての成長を協力して行っていきたいと述べました。



高雄では2018年11月はEsports World Championship-IESFが開催予定。そして2020年にはICCA国際会議協会のコンベンションを開催し、平均1年1回の国際イベントを行うことで、高雄の国際港湾都市としての認知を深めていきたいとしています。



「2018全世界港湾都市フォーラム宣言」の中では以下の5項目を共同声明として宣言しました。

・陸地と海洋生態系の資源の保全と持続可能な利用

・住みやすさと安定している港湾都市環境を築くことを推奨

・経済発展性のあるクリエイティブな港湾都市の形成

・活力のある港湾都市の形成(市民の積極的参加や治安の確保)

・世界の港湾都市同士でのパートナーのパートナーシップの形成



今回のフォーラムでは、港湾都市の革新議題として実務経済以外に関わる内容についても議論されました。その他の水関連インフラ(ダム、運河など)、医療、外交についても有意義な議論が行われました。フィリピンのデポログの政府関係者たちが高雄郊外の災害用遊水池視察、ベトナムクアンガイ省関係者が台湾精密農業視察、そして旗山の台風対策のスマートビニールハウスを視察しました。インドネシアのメダン関係者は台湾インドネシアの両国の医療技術及び人的交流を行い、協力し合うとしました。

高雄は新南向(新南向政策推進計画)を基盤に努力をしはじめ、すでに成果が現れていると明らかにしました。

情報提供元: @Press