DWX-42W


自社製スピンドルユニット


ウェット加工の様子

歯科技工向けデジタルソリューションを提供するDGSHAPE(ディージーシェイプ)株式会社は、ウェット方式歯科用ミリングマシンDWX-42Wを発表しますのでお知らせいたします。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/166355/LL_img_166355_1.jpg

DWX-42W



■DWX-42Wについて

DWX-42Wは、ガラスセラミックスとハイブリッドレジンの加工に最適化した、ウェット方式歯科用ミリングマシンの最新機種で、DWX-4Wの後継機種となります。歯科技工所から歯科医院まで、さまざまなニーズにフィットするよう開発しました。最新デジタル技術によって生まれ変わったスマートなマシンとシンプルなワークフローによって、これまでにない生産性と効率化を両立します。





■DWX-42Wの特長

1. スループットの向上と効率化を同時に実現

新設計の自社製スピンドルを搭載。さらにマシン剛性を高め、クーラント液の吐出量を約2倍に増やしたことで、新しく開発した専用ミリングバーZGB2による大荒取り加工(トロコイド加工)を可能に。従来機種DWX-4Wとの比較において、大幅に加工時間を短縮しました。また、必要エア流量、必要エア圧ともに約7割削減し、生産性の向上とより一層の効率化を同時に実現しています。



自社製スピンドルユニット

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ウェット加工の様子

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2. ミリングバーを自動で交換するオートツールチェンジャー(ATC)を増強

搭載できるミリングバーの本数が4本から6本へ増加。材料ごとに異なる組み合わせのミリングバーを常時セットできるため、加工準備の手間や時間のロスをなくし、多様な材料を効率的に加工できます。



3. 新型VPanelとLANポート搭載によるユーザビリティの向上

使いやすさを追求し、デザインを刷新した新型VPanelを付属。インテリジェントツールコントロール(ITC)機能を強化し、ミリングバーの管理がより柔軟に行えるようになりました。またLANポートを搭載したことにより、コンピュータと離れた場所にマシンを設置することもできるなど、ユーザビリティが大幅に向上しています。



4. クーラントシステムを内蔵し、コンパクトデザインを実現

安定したフレーム構造と省スペースを兼ね備えたスタイリッシュなデザインは、さまざまな環境にフレキシブルにフィットします。従来機種DWX-4W同様、マシン内部にクーラントシステムを装備。フィルター内蔵のタンクは、スライド式で容易に着脱が可能。コンパクトデザインと高いメンテナンス性を同時に実現しました。





■主な仕様

加工方式 :ウェット方式

加工可能な材料 :歯科切削加工用セラミックス、

歯科切削加工用レジン材料

(ガラスセラミックス、ハイブリッドレジンブロック)

取り付け可能な材料形状 :ピン付材料: 40(幅)×20(奥行)×20(高さ)mm

スピンドルユニット :自社製

ミリングバー収容数 :6本

取り付け可能ミリングバー:シャンク径 φ3mm、DWX-42W専用ミリングバー

外形寸法/重量 :482(幅)× 560(奥行)× 600(高さ)mm/61kg

適応圧縮空気 :0.18 ~ 0.22 MPa

インターフェース :USB

Ethernet (10 BASE-T/100 BASE-TX 自動切替)

標準価格 :3,500,000円(税抜)

販売台数目標 :発表後1年間で200台(国内・海外の合計台数)





販売名 :歯科用CAD/CAMマシンDWX-42W

医療機器届出番号:22B3X10006000061

一般医療機器 歯科技工室設置型コンピュータ支援設計・製造ユニット





■DGSHAPE株式会社について

DGSHAPE株式会社は、ローランド ディー.ジー.株式会社が30年超に亘って培ってきたデジタルものづくりの技術やノウハウを引き継ぎ、デンタル、メディカル、3Dものづくりの各分野で事業を展開しています。デンタル事業では、歯の詰め物や被せ物を製作する歯科用ミリングマシンや入れ歯の型などを製作する歯科用3Dプリンターが、歯科医療業界のデジタル化を牽引し、世界中の歯科技工市場で急速にシェアを拡大しています。また、メディカル事業では、医療器具のトレーサビリティを確保するためのマーキング装置や医療器具の保全作業を支援する独自開発のシステムを、国内外の医療機関に提案すべく体制構築を進めています。

さらに、3Dものづくり事業では、3次元切削加工機や3Dプリンター、彫刻機などのデジタルものづくりツールを、試作品やオリジナルグッズ、ギフト品の製作、教育、デザイン、工作、ホビーなど、幅広い用途に提案すると同時に、IoTやAI、ロボティクスといった次世代デジタル技術を活用したものづくりのあり方を探り、新時代のニーズに適合したデジタルソリューションの開発を進めています。





■ローランド ディー.ジー.株式会社について

ローランド ディー.ジー.株式会社は、業務用インクジェットプリンターやカッティングマシンを中心とするデジタルプリンティング事業を展開しています。1台のプリンターで、印刷と同時にイラストや文字などの輪郭を切り抜くことができる「Print&Cut」技術の先駆者であり、広告看板を製作するサイン業界などでインクジェットプリンターやカッティングマシンを展開し、世界トップブランドとして市場をリードしています。近年では、幅広い用途での印刷に対応するUV-LEDプリンターや、布地への印刷に特化した昇華転写方式のプリンターのラインナップも充実させ、デジタルプリンティングの可能性を広げています。

一方、1986年から取り組んできた3D事業は、専業ブランドの下で、デジタル化の新たな潮流に対応したものづくりソリューションの可能性を追求すべく、2017年4月、新設子会社のDGSHAPE株式会社に移管しました。





【お客様のお問い合わせ先】

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