「Run for the Oceans」約100万人のランナーの参加を得て閉幕ヘルスケア&フィットネス部門で全世界累計2億5,000万以上のダウンロードを記録したランタスティック(Runtastic GmbH 本社:オーストリア、CEO:フローリアン・グシュヴァントナー、以下 ランタスティック)は、アディダス社(adidas)と海洋環境保護団体Parley for the Oceans(パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ)との協同による、ランアプリ『Runtastic』を活用した、プラスチックゴミによる海洋環境汚染への関心を保護活動への寄付に変える4週間にわたる試み「Run for the Oceans(ラン・フォー・ジ・オーシャンズ)」が2018年7月9日(月)に終了し、100万ドルの寄付に繋がったことをご報告します。
『Run for the Oceans』における世界中のランニング愛好家の取り組みにより、海を守る次世代の海洋ガーディアン(海の保護人)を育成し啓発するOcean School(オーシャン・スクール)活動へ資金が寄付されました。Ocean Schoolは、教室での講義と水辺でのアクティビティを交えた教育活動で、若年層が海洋世界への関心を持ち、海洋環境を保護するための実際的な方法を学び、インスピレーションを得ることができる場となっています。
東京、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、ミラノ、バルセロナ、上海など世界13都市でそれぞれの『Run for the Oceans』イベントが開催されたほか、世界各地のadidas Runnersコミュニティでは『Run for the Oceans』を冠した大小200以上のイベントが実施され、ブラジルサッカーのリカルド・カカ選手、ドイツのゴールキーパー、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン選手、水泳界のレジェンド、イアン・ソープ選手、ペルー出身のトップサーファー、ガブリエル・ヴィラーラン選手などを始めとする多くのオーシャン・アンバサダーが参加しました。東京ではお台場ナイトマラソンの会場においてイベントを開催しフットボールプレイヤー内田篤人選手が参加しました。
今年2018年、adidasは定番ランニングスニーカーシリーズ《UltraBOOST》の限定エディションとして、《UltraBOOST Parley LTD》《UltraBOOST X Parley LTD》《UltraBOOST Parley Deep Ocean Blue》を発売。一足に付き、プラボトル11本分のプラごみから生まれた再生素材が使用されており、一足製造されるごとに、それだけのゴミが海へ流出するのを防ぐことに繋がります。海洋プラスチック汚染が表面的な問題に止まらない課題であることを象徴するエコ・アパレルです。adidasは、スポーツ・アパレル業界のトップブランドとして、未来の世代のために海を守る活動を今後も継続する意向。シューズはアディダス・オンラインショップ( https://shop.adidas.jp/running/ultraboost/ )、アディダス直営店、その他アディダスランニング取扱い店舗にて購入することができます。
■adidas×Parley for the Oceansについて
2015年4月、adidasは海洋環境保護団体Parley for the Oceansとのパートナー提携を発表しました。海洋環境保護団体Parley for the Oceansは、コラボレーション・ネットワークとして、美しいと同時に破壊に対して脆い海洋環境に対する関心を高め、破壊を止めるための包括的な戦略の実行を、その役割としています。 パートナーとしてアディダスは、教育と啓発、リサーチと開発、そしてデモンストレーションなど直接行動とエコロジー・イノベーションなどの分野において、パーレイを支援しています。共同事業では、海洋プラスチックゴミ汚染を止めるためにパーレイが提唱するA.I.R.戦略(Avoid=回避、 Intercept=遮断、Redesign=再設計)に則った、海洋プラスチック・プログラムを実施しています。
「adidasは、2015年から教育とコミュニケーションのプログラムにおいて、Parleyの活動を支援しているのですが、今年2018年、こんなにも多くの人々が、グローバルに『Run for the Oceans』に集結し改めて触発されました。私たちにとって、今までで最も壮大なムーヴメントになりました。今後も、ランニングへの愛を通して、海洋環境保護への関心を広める存在となるランナーがもっともっと増えるよう、Parleyと共に活動を続けて行きます。」