あおばなde押し花(昨年の様子)
あおばな押し花しおり
青花紙で塗り絵体験!オリジナルうちわをつくろう!(昨年の様子)
青花紙を使った絞染でストール・ハンカチをつくろう(昨年の様子)
草津あおばな会(草津あおばな会事務局:滋賀県草津市役所4階 農林水産課内)は、古くから染料として重宝されてきた「あおばな」の伝統を広く伝えるためのイベント「草津あおばなフェスタ」を2018年7月7日(土)の七夕にイオンモール草津にて開催します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/159445/LL_img_159445_1.jpg
あおばなde押し花(昨年の様子)
■開催概要
日程 : 2018年7月7日(土)
会場 : イオンモール草津 1階セントラルコート
所在地 : 滋賀県草津市新浜町300
時間 : 10:00~17:00
入場料 : 無料(販売コーナーは有料)
体験料 : 絞染体験のみ材料費必要(ストール2,000円、ハンカチ1,000円)
※事前予約要(詳細はイベント内容をご確認ください。)
その他は無料
問合せ先: 草津あおばな会事務局:滋賀県草津市役所4階 農林水産課内
077-561-2455(平日8:30~17:15)
■イベント内容
第14回目となる今年度は「草津の伝統であそぶ一日」をテーマに、昨年度も好評だった体験コーナーや観覧コーナーが充実!
<あおばなを「見る」>
(1) 京鹿の子絞実演
(2) 草津民話紙芝居「青花の紙」
(3) 十七絃箏×紙芝居「語りと邦楽器のための青花の紙」
<あおばなを「体験する」>
(1) 青花紙を使った絞染でストール・ハンカチをつくろう(定員15名)
※事前予約要(7月3日(火)~5日(木)受付。事務局に電話で。)
(2) あおばなde押し花(なくなり次第終了)
(3) 青花紙で塗り絵体験!オリジナルうちわをつくろう!(なくなり次第終了)
<あおばなを「知る」>
(1) あおばな関連商品販売
(2) 青花紙と製作道具展示
(3) 青花紙に関するパネル展示
(4) GINLALA(ギンララ)スペシャルライブ(草津市ご当地ソング含む)
■開催目的
草津市の花として親しまれる「あおばな」は、これから迎える7~8月にかけ、その名の通り美しい青色の花を咲かせます。あおなばフェスタは、そんな「あおばな」の歴史や現状、新たな可能性や魅力を伝えることが目的です。KUSATSU BOOSTERSとしても活躍中のギンララによるスペシャルライブや草津市公認マスコットキャラクター「たび丸」も登場し、草津市のPRも行います。
■「あおばな」の歴史
「あおばな」の色素は水に溶けやすい性質を持っているので、「下絵がすぐ消える」ことから、古くから友禅染や絞染の下絵描きに重宝されてきました。そのときに使うのが「青花紙(あおばながみ)」。「あおばな」の花びらを手作業で絞り、その絞った汁を何度も和紙に塗って作り上げる草津の伝統産業です。これを少量切り取り、水に浸して、染み出た色素を筆に取り下絵を描くのです。
青花紙、そして「あおばな」栽培は、友禅染や絞染とともに広がり、江戸時代から草津の人々の暮らしを支えました。歌川広重の名画「五十三次 草津(人物東海道)」の中にも「あおばな」摘みの様子が描かれています。
■青花紙の現状と草津市の施策
「青花紙」は現在でも江戸時代から続く方法で作られています。しかし近年、着物の需要の減少や化学染料の登場、生産農家の高齢化などにより、青花紙生産は、存続の危機に瀕しています。失われつつある青花紙の生産技術の保存継承のため、草津伝統の技をより多くの方に学んでいただく「あおばな紙担い手セミナー」を草津市は草津あおばな会と共催で実施し、現在14名が草津伝統の技を学んでいます。
■「あおばな」の可能性
近年では「あおばな」に含まれる成分に新たな可能性が期待されています。食後に上昇する血糖値の上昇を抑制するのに有効な成分が発見されています。さらに「あおばな」に含まれるフラボノイド成分に、脂肪細胞が大きくなるのを防ぎ、脂肪が増えにくくなる効果があることがわかっています。
しかも美容にもうれしい効果があるのではないかと注目されていていることから、化粧品としても活用され、草津市のふるさと寄附返礼品にも取り上げられています。
その他にも、「あおばな」は、珈琲やお茶、ワイン、酢、ソフトクリーム、クッキーといった食品や嗜好品などの加工品も充実しています。
■「出会い箸」について
草津市は、東海道と中山道の分岐・合流点である「出会いのまち」。2014年には市制60周年を迎え、その記念として「出会い箸」が制作されました。普段は草津宿街道交流館だけで販売されている限定商品です。「出会い箸-Kusatsu Blue-」は「あおばな」をイメージさせる深いブルーであることから、今回は特別に「草津あおばなフェスタ」でも販売することになりました。
■「出会い箸-青花Kusatsu Blue-」の特長
「あおばな」をイメージさせる深いブルーに、オリジナルの水引デザイン。「あおばな」の青は、“Kusatsu Blue”とも呼ばれ、上品で洗練された色合いです。シンプルでありながら印象に残る愛らしいデザインで、男女問わず使えます。(価格:350円、長さ:23cm)
しかも今回、草津市公認マスコットキャラクター「たび丸」とのコラボが実現。新しいパッケージには、たび丸が描かれています。普段の食卓に、また大切な方へのプレゼントにも最適です。
■草津市役所 概要
担当課: 草津市役所 総合政策部 広報課
代表者: 草津市長 橋川 渉
所在地: 〒525-8588 滋賀県草津市草津三丁目13番地30号
URL : http://www.city.kusatsu.shiga.jp/citysales/index.html
【本イベントに関するお客様からのお問い合わせ先】
草津あおばな会事務局(草津市役所 農林水産課内)
担当:三浦・西原
Tel :077-561-2455
【「青花紙」「あおばな紙担い手セミナー」「出会い箸」に関するお客様からのお問い合わせ先】
草津あおばな会 青花紙保存部会事務局(草津宿街道交流館内)
担当:岡田
Tel :077-567-0030
情報提供元: @Press