世界初、骨伝導を科学したユニバーサルデザインイヤホン「Vibone」
ユニバーサルデザイン骨伝導イヤホン「Vibone」
骨伝導イヤホンViboneーターコイズブルー
骨伝導イヤホンViboneーディープグレー
ソリッドソニック合同会社は、鼓膜ではなく頭蓋骨そのものに振動を与える“骨伝導”イヤホン『Vibone』(読み:ヴァイボーン)を2018年3月20日(火)に発売いたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/151458/LL_img_151458_1.jpg
世界初、骨伝導を科学したユニバーサルデザインイヤホン「Vibone」
■『Vibone』について
『Vibone』は、世界で初めて骨伝導を音響テクノロジーではなく振動力学に則って開発したユニバーサルデザインの骨伝導イヤホンです。骨伝導は音波ではなく人体組織を伝う振動波である。このコンセプトの基、従来の骨伝導のウィークポイントである音の再現性の乏しさ、音漏れなどを解決。気導による骨伝導イヤホンは、音が聴こえなかった人や聴けなかった人が、“聴こえる人と同じように”いい音を聴くことができます。
■『Vibone』特長
・骨伝導を科学した、その1「音響学でなく力学でとらえる」(特許:第4772930)
骨伝導は、人体の組織を介して音声振動を内耳へ伝達するテクノロジーです。従来、骨伝導は音響テクノロジーでとらえられていましたが、力学でとらえなければならないことに気づきます。これまでの骨伝導イヤホンは、振動部と振動を伝達する装着部で構成されています。そのため、振動部と装着部の連結方法や支持方法により振動エネルギーのロス(空振り)が生じ、それが音漏れになっていました。Viboneは振動部と装着部を一つにして、振動源をダイレクトに掴み、連結によるロスをなくした構造と装着方法で振動エネルギーを効率的に内耳に伝導し、同時に音漏れも解消します。
・骨伝導を科学した、その2「骨伝導のための振動子を開発」(特許:第6240821)
骨伝導イヤホンに最適な振動子、それが圧電セラミックス(以下PZT)振動子です。電荷が掛かると振動子自体が歪み振動を生み出します。周波数帯域も20Hzから20kHzと広く、構造がシンプルでメカニカルなトラブルを生じません。さらに軽量で装着に負担がありません。圧電セラミックス振動子の出力は面積に比例します。小型化をすると出力が低下しますが、小型化は譲れない条件です。“小さな子供の耳にも装着できるサイズを開発したい”という想いを込め、トライ&エラーを繰り返し辿り着いたのが「積層化」です。Viboneには10φの6層の圧電セラミックス振動子を採用しています。
・骨伝導を科学した、その3「人にやさしく安全な素材の採用」
イヤホンは直接耳に触れるもの、とりわけ骨伝導イヤホンは密着し固定されることが要件です。それだけに皮膚への刺激や負担を最小限にすることも求められます。そうした目的で選んだ素材がシリコーンです。骨伝導イヤホンのボディには皮膚との音響インピーダンス(1.52Mkg/m3・s)と抗菌性を考えて硬度30の銀イオンを混込んだ抗菌シリコーンを、振動子ユニットには圧電セラミックス振動子の歪みを妨げずパワーを伝え、完全密閉で音漏れを防ぐ硬度30の銀イオンを混込んだ抗菌シリコーンを採用するなど、安全への配慮と高次元な性能を両立しました。
■『Vibone』は、こんな人におすすめです!
・外耳または中耳の形成不全または機能不全により、音波が効率的に内耳に伝わらない伝音性難聴者の方。
・通常の気導補聴器を使用できない耳漏がある難聴者や外耳道閉鎖症の難聴者の方。
■『Vibone』は、こんな使い方がおすすめです
・スマートフォンと組み合わせて、通話、会話、音楽が楽しめます。
・補聴機とスマートフォンを併せ持つのではなく、スマートフォン1台で通話や音楽鑑賞、さらにアプリをインストールして補聴器として会話することが可能になります。
【製品仕様】
商品名 :Vibone
ドライバー :圧電セラミックス10φ振動子
サイズ :15mm(W)×25mm(H)×25mm(D)
重さ :4.7g
ケーブル長 :120cm
周波数特性(振動子):20Hzー20kHz
インピーダンス :300Ω
販売予定価格 :25,000円(税抜)
【会社概要】
商号 : ソリッドソニック合同会社
代表者 : 田中 哲廣
所在地 : 神戸市垂水区高丸8-9-1
設立 : 2008年3月27日
事業内容: 音響機器の研究、開発、設計、コンサルティング
URL : http://www.solidsonic.jp
情報提供元: @Press