「ca ca o」は、“日常楽しめるおいしいチョコレートを作りたい”という想いから、2015年4月に誕生したブランドです。きっかけは、コロンビアの現地の人々の暮らしに溶け込むチョコレートとの出会いにあります。その頃、代表の石原 紳伍氏は“日常楽しめるおいしいチョコレート”のヒントを探しに世界各国のカカオ農園を巡っていました。世界最高級のカカオ豆の産地であるコロンビアにてフレッシュなカカオ豆でつくられたチョコレートを食べた時、まるでフルーツを食べているような、今まで感じたことのない華やかな香りのカカオアロマに魅了されました。
さらに、そこではチョコレートが人々の暮らしの一部になり、チョコレート文化が経済活動の一環として機能していて、チョコレートで暮らしが豊かになっている現実を実感しました。カカオの可能性を感じた石原氏は、“チョコレートで文化・経済をつくること”を目指し、現地コロンビアに自社農園と工場を設け、高品質なカカオ豆の開発・栽培・加工を始めました。高品質な商品開発はもちろん、地元文化の保全、経済発展にも貢献するという取り組みは、世界的なチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ パリ」でも認められ、2016年以来2年連続の出展に繋がりました。「ca ca o」は、より多くの人に“日常楽しめるおいしいチョコレート”を届けるべく、新しいカカオの楽しみ方を提案し続けています。