Photo.01 寄木細工 ライティングビューロー /箱根 明治時代
Photo.02 真葛焼獅子図花瓶 明治~大正時代
Photo.03a 寄木細工 レターボックス/静岡 明治時代
Photo.03b 寄木細工 レターボックス/静岡 明治時代
たばこと塩の博物館では、2017年11月3日(金・祝)から2018年1月8日(月・祝)まで、「和モダンの世界 近代の輸出工芸~金子皓彦コレクションを中心に~」展を開催します。
日本輸出工芸研究会会長である金子皓彦(かねこ・てるひこ)氏は半世紀以上にわたり、幕末・明治から昭和時代初期頃に制作された輸出用工芸品を収集し、今日“和モダン”と称される分野の資料を中心に約20万点もの資料をコレクションされています。コレクションの中には、たばこ入れやたばこ盆といった、たばこに関する資料も含まれ、当館とも縁があり、過去にも金子コレクションの展覧会を2回開催していずれも好評を博しました。
今回の展覧会では“和モダン”をテーマに、金子コレクションの中から、寄木細工、芝山細工、薩摩焼をはじめとする日本陶磁器、漆工品などの美術工芸品、さらには麦わら細工や貝細工といった民芸品もご紹介します。あわせて、国内で開催された博覧会などに出品した生人形なども展示し、さながら骨董市に踏み込んだような空間で、美術工芸品のみならず様々なモノに宿る美の世界をご覧いただきます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/141048/LL_img_141048_1.jpg
Photo.01 寄木細工 ライティングビューロー /箱根 明治時代
■開催概要
名称 : 「和モダンの世界 近代の輸出工芸~金子皓彦コレクションを中心に~」
会期 : 2017年11月3日(金・祝)~2018年1月8日(月・祝)
主催 : たばこと塩の博物館
会場 : たばこと塩の博物館 2階特別展示室
所在地 : 東京都墨田区横川1-16-3
(とうきょうスカイツリー駅から徒歩8分)
電話 : 03-3622-8801
FAX : 03-3622-8807
URL : https://www.jti.co.jp/Culture/museum/
観覧料 : 大人・大学生:300円(150円) 小・中・高校生 100円(50円)
満65歳以上の方(要証明書) 150円(100円)
※ ( )内は20名以上の団体料金
※ 観覧料で常設展示もご覧いただけます。
開館時間 : 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日 : 月曜日(ただし1月8日は開館)、12月29日(金)~1月3日(水)
■展示関連の催し物
【たばしお講座】
定員:90名(整理券制)
会場:3階視聴覚ホール
11月12日(日) 午後2時~
「和の再発見 和菓子の万華鏡」
講師:中山圭子(虎屋文庫)
11月23日(木・祝) 午後2時~
「麦わら細工の輝き」
講師:藤塚悦司(大田区立郷土博物館学芸員)
12月10日(日) 午後2時~
「明治の輸出陶磁をどう見るか - 作り手達のジャポニスム」
講師:花井久穂(茨城県近代美術館主任学芸員)
12月17日(日) 午後2時~
「民藝と和モダン」
講師:杉山享司(日本民藝館学芸部長)
【たばしお寄席】
定員:90名(整理券制)
会場:3階視聴覚ホール
12月3日(日) 午後2時~
口演:古今亭志ん橋(噺家)
解説:新藤茂(国際浮世絵学会常任理事)
【展示関連イベント】
定員:各回とも25名(整理券制)
会場:1階ワークショップルーム
11月5日(日) 午前11時、午後2時の2回開催(各回とも60分程度)
「ふろしきでバッグを作ろう」
協力:物流博物館
講師:三田芳美(物流博物館学芸員)
“ふろしき(風呂敷)”の歴史を紹介し、普段の生活や旅行などで使えるバッグを作ったり、ペットボトルを風呂敷で包む方法を学びます。
※たばしお講座、たばしお寄席およびイベントには、常設展のみご覧いただける入館料(大人・大学生100円/小・中・高校生50円)または本展観覧料でご参加いただけます。
※当日開館時より整理券を1名につき2枚まで配布します(配布時に人数分の入館料または本展観覧料をいただきます)。
【ギャラリートーク】
11月3日(金・祝)、11月26日(日)、12月16日(土)、2018年1月7日(日)
講師:金子皓彦(日本輸出工芸研究会会長)
ギャラリートークは、いずれも午後2時から、2階特別展示室で開催。
参加には、特別展観覧料(一般・大学生300円/満65歳以上150円/小・中・高校生100円)が必要です。
【作品紹介】→別紙1へ
https://www.atpress.ne.jp/releases/141048/att_141048_1.pdf
情報提供元: @Press