「美命-mikoto-」は、2005年にスタートした器のブランドです。陶器に本金、本銀、赤や青の伝統色で願いや祈りを込めた吉祥柄(牡丹、菊、松竹梅、桜、四神など)を1枚1枚手で描きます。美命の器は、生地の焼成に2回、上絵に5~6回、計7~8回も窯で焼かれてできあがります。納得のいく色になるまで、塗っては焼き、塗っては焼き、を繰り返し、完成するまで上絵だけで約1カ月かかります。取り扱いは、伊勢丹新宿、高島屋、阪急うめだなどの一流百貨店の催事と、直営ギャラリーサロン「美命の会所 mikoto no kaisho」のみ。ネット販売もしていないためどこでも誰でも入手できるものではありません。日々の暮らしこそ豊かに素敵に、という主に30代~50代の女性たちに支持されています。