前回の様子

千葉商科大学(学長:原科 幸彦)では、社会貢献活動の一環として、CUC公開講座を開講しています。

同大は、社会科学系の総合大学として、地域に貢献する教育研究拠点をめざしていますが、2017年3月に新学長の原科学長が就任して以来4つの「学長プロジェクト」を行い、その実現に向けて全学一丸となって取り組んでいます。今年度の講座は、7月から全8回に亘り、学長プロジェクトの紹介を軸に展開します。同大設立の理念である商業道徳の涵養を現代に適合させ、アカウンタブルな社会・経済の形成に向け、大学の貢献の立場から参加者の皆さんと共に考え議論します。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/140290/LL_img_140290_1.jpg

前回の様子



◆学長プロジェクトについて

http://www.cuc.ac.jp/about_cuc/activity/project/index.html





第4回は、学長プロジェクト1「会計学の新展開」から、「企業会計の今日的課題について Part1―ITを利用した未来の会計と監査の方向性―」と題して、高度情報化社会における会計人材育成について考えます。

昨今、会計・監査の分野については、人工知能(AI)を活用した単純作業の自動化による生産性の向上やAIによる業務内容の変化などに対する観点から、未来の会計や監査に対する関心が高まっています。また、企業の会計不正への対応として、AIなどのITの活用を進めるとともに、企業としての倫理観だけでなく会計倫理に関する研究やそのあり方までもが議論されるようになってきています。

本講座では、未来の会計や監査を意識し、どのような変化が生じているのか紹介します。また、監査に関しては日本公認会計士協会から「ITを利用した監査の展望」が公表されており、作成に関わった講師から、監査での動向とともに高度情報化社会に求められる人材、大学に求められる教育などについて紹介します。

AI導入が進むにつれ業務内容が変化することにより、会計・監査に求められる人材像は大きく変わってくることが考えられます。大学設置認可以来、教育に簿記・会計を正課として取り入れ、変化する社会の要請にも対応した実学教育を実践してきた同大の立場から、これからの経済社会を担う人材を輩出する高等教育機関はどう社会に貢献していくべきか、参加者の皆さんと一緒に考えます。





◆CUC公開講座 in 丸の内 2017【第4回】

【テーマ】

「企業会計の今日的課題について Part1―ITを利用した未来の会計と監査の方向性―」

【日時】

2017年10月28日(土) 14:00~16:00(受付13:30~)

【講師】

中村 元彦 千葉商科大学大学院 会計ファイナンス研究科 教授

【会場】

Galleria商.Tokyo(丸の内サテライトキャンパス)

※公共交通機関をご利用ください。

【受講料】

無料 ※どなたでも参加できます。

【定員】

50名(先着順)

【申込締切】

10月27日(金) 15:00

【申込方法】

CUC公開講座Webページの申込フォームよりお申し込みください。

http://www.cuc.ac.jp/special_news/project_news/i8qio0000002p5qg.html

情報提供元: @Press