(C) Risaku Suzuki


Photo: Shizune Shiigi (C) Yoshitomo Nara

この度「daikanyama photo fair」では、2017年9月29日(金)からのフェア開催にあわせ、写真集『Water Mirror』(鈴木理策)と『Will the Circle Be Unbroken』(奈良美智)を刊行いたします。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/138289/LL_img_138289_1.jpg

(C) Risaku Suzuki



本作には、ライフワークともいえる熊野での撮影の他、南仏のサント・ヴィクトワール山、セザンヌのアトリエ、桜、雪の作品群に続き、水面を主題とするシリーズ「水鏡」の最新作を含めた46点が纏められています。写真というメディアについての深い考察と「見ること」への問いを続けてきた鈴木の作品の魅力が凝縮された本作は、読者をいままで見たことのない知覚の旅へと誘います。

巻末には、美術評論家、光田ゆりによる寄稿を日・英併記にて収録。



・『Water Mirror』

写真 :鈴木理策

執筆 :光田ゆり

アートディレクション:田中義久

判型 :260×330mm

頁数 :112ページ、46点

製本 :ハードカバー

発行年 :2017年

製作 :一般社団法人日本芸術写真協会

発行 :Case Publishing

価格 :7,800円(税別)





また、同フェアにて開催される奈良美智の個展「Will the Circle Be Unbroken」を記念して、同タイトル写真集も限定1,000部にて刊行されます。

展覧会タイトルには、奈良にとっての写真の重要性が提示されており、同タイトルの写真集は同展を追体験できるよう構成されています。作家にとって全ての作品において最もパーソナルなものであるだけでなく、全ての創造行為、そして、作家と作品をつなぐ始まりも終わりもない円をなす写真群が凝縮された一冊です。



以下、奈良美智によるテキストより抜粋

自分に関係するすべての事象は、助け合うように繋がっている。

相互に絡まりあったその繋がりは、輪のようになって途切れることはない。

その輪は、決して途切れることなく存在し、ゆっくりと回り続けるのだ。



・『Will the Circle Be Unbroken』

写真 :奈良美智

アートディレクション:田中義久

判型 :259×369mm

頁数 :128ページ、254点

製本 :ソフトカバー

発行年 :2017年

部数 :限定1,000部

出版 :一般社団法人日本芸術写真協会

価格 :7,500円(税別)



写真集の刊行を記念し、9月30日(土)に奈良美智アーティストトーク「ゆっくりと回り続ける」(presented by FAPA×疾駆×ユリイカ)が原宿 VACANTで開催されます。

詳細は下記リンクにてご確認ください。



▽VACANT ホームページ

https://www.vacant.vc/single-post/willthecirclebeunbroken

▽アーティストトーク「ゆっくりと回り続ける」予約ページ

http://peatix.com/event/305344





【daikanyama photo fair 2017】

会期 :2017年9月29日(金)-10月1日(日)

時間 :11:00-21:00(但し最終日は17:00まで)

会場 :代官山ヒルサイドフォーラム、ヒルサイドプラザ

入場料:一般 1,500円/学生 1,000円

主催 :一般社団法人日本芸術写真協会

協賛 :株式会社ジンズ、ルイナール(MHD モエ ヘネシー ディアジオ)、

株式会社リクルートホールディングス ガーディアン・ガーデン、

日本橋三越本店、プリムス株式会社

協力 :コギコギ、gallery ON THE HILL、代官山商店会、ヒルサイドテラス、

株式会社ニコン、学校法人呉学園 日本写真芸術専門学校、

東京都写真美術館、横浜美術館、日本視覚障碍者芸術文化協会

メディアパートナー:IMA

情報提供元: @Press