「日常の中で少しだけでも他の人の気持ちを考えられるようになったら、きっと世の中は良くなっていくはず」。そんな思いから、「Me For The World」(自分から世界へ)というプロジェクト名を付け、「募金貯金箱」の制作をスタートしました。貯金箱には、「For Me」と「For the World」の2つの小銭の入れ口があり、自分のために貯金をしておきたいときは「For Me」に、世界の困っている人々に寄付したいときは「For the World」へ、と無理なく募金をすることが可能です。「自分のため」と「世界のため」の2つの箱を分け、どちらかが重くなると傾くシーソーのようなデザインにすることで、日常生活の中で小銭を入れるたびに「世界」のことを考えさせられるように設計しています。
昨年、TOKYO DESIGN WEEK 2016“100人展”にて、Me For The Worldのコンセプトを具現化した「募金貯金箱」を展示したところ、来場した多くの方から商品化を望む声をいただきました。賛同と応援を得てこの度、4月11日(火)に、LA DITTAオフィシャルサイト( http://www.laditta.jp/jp/ )にて、販売を開始することになりました。また、3月18日(土)と19日(日)、東京の代々木公園・表参道で行なわれる10万人来場の「アイラブアイルランド・フェスティバル2017」にMe For The Worldブースを出展しテスト販売を行ないます。ブースでは、公益社団法人日本フィランソロピー協会と共に「寄付とお金」についての説明を行う予定です。
■実用新案登録
株式会社LA DITTAは、この「募金貯金箱」の実用新案登録をいたしました。これは、「募金貯金箱」のコンセプト「Me For The World」を大切に考え、このコンセプトが永遠に変わる事無く継続することを願い出願登録したものです。これにより、「Me For The World」が正しく、広く認知される事を望んでおります。出願番号:実願2017-1090
■ミス・ワールド・ジャパンなど多くの団体・企業様が賛同
Me For The Worldのコンセプトには、公益社団法人日本フィランソロピー協会 理事長 高橋 陽子様、一般財団法人ジャパンギビング 代表理事 佐藤 大吾様、マネー・スタイリスト株式会社 代表取締役社長 ファイナンシャルスタイリスト 杉山 夏子様、一般社団法人ミス・ワールド・ジャパン エグゼクティブプロデューサー 土方 強志様、有限会社ステンレスアート共栄 代表取締役社長 永友 義浩様などの方々よりご共感を頂き、製品化に様々なご協力を頂いております。
■株式会社LA DITTA(ラ・ディッタ)代表取締役 小里 博栄 コメント
この事業は、娘が誕生した7年ほど前から構想していたものです。豊かな国であるはずの日本は、最近、自分のことで精一杯に見えます。そこで、日常の生活に募金貯金箱があればなにか変わるのではないか?と考えました。“自分が良ければ良い”という内向きの意識が外に向くのではないか。そして、心が本来の豊かな日本の精神が感じられる取り組みになるのではないか。そんな期待を込め、今回Me For The Worldのプロジェクトを始動しました。その意味で、この事業は、ビジネス上でも日本が今後世界で生き抜く上で、大きな可能性を持っているのではと考えております。
小里 博栄さんから、「Me For the World」構想をお伺いし、大変共感しました。「じぶんのため」「だれかのため」「みんなのため」の選択肢を提供し、困難や課題に直面している他者のことを、じぶんのことのように思いやり、行動に移すきっかけに。そして、我が国の寄付文化の醸成はもとより、世界を視野に明るい未来の実現につながるものと確信しています。環境、地域活性化、福祉、子育て・教育~などあらゆる分野での社会的課題に対し、新しい社会的価値を創出される小里さんの果敢な挑戦に心から敬意を表します。
今回、「Me For The World」という考えを、「募金・貯金箱」の紙製品で広げたい言うお話を頂いた時に浮かんだのは、『家』でした。人は最も身の安全欲求が強い動物です。ですから、最も強い欲求を満たした次は、世界の人が安全になって欲しいという考えを持って貰い、「安心のお裾分け」を自らのちょっとした行動から始められるんだという気づきにも繋がるのではないかと考えました。そして、紙製品で家をイメージさせる物は五角形にたどり着きました。五角形は上下が対称ではないので変形しにくい特徴もあり、比較的柔らかな素材の紙を利用するには最適な形です。「お裾分け」という日本人が古くから持っている文化を世界の人の為に利用できたら素敵なことになると思っております。このプロジェクトを紙という物を通じて少しでもお役にたてられたらと考えております。
この度「Me For The World」のロゴ製作・「募金貯金箱」のカラーデザインの製作にてこのプロジェクトにご協力させて頂きました。「Me For The World」その言葉が持つ意味やそこに込められた想いや願いを表現するべく、シンプル且つメッセージ性のあるデザインを製作。デザインのコンセプトは、青:「Me」と「World」を繋ぐ空と海、黄色・オレンジ:「Me」と「World」を照らす希望の光、緑:人々を包み込む自然。そして、その全てが存在する「地球」。ICHI NO YUMEは、常に人の心と心を繋ぐアート、人の幸せを引き出すアートを目指しています。このプロジェクトがこれから世界中の人々にもたらす可能性とアートの可能性が重なり合って生まれる未だ見ぬ未来に夢をのせて。
「東北地方で、ローカルから世界にニュースを発信するニュースサイトTOHOKU360を運営する活動を行っている中、今回の『募金貯金箱』のコンセンプトに出会いました。私が、何より素晴らしいと思うのは、「私」から「世界へ」という考え方です。私たちは、ローカルなニュースを発信する中、『私』というパーソナルな世界が、『世界』とつながるということの可能性を感じてきました。今回、「Me For The World」という考えを、押し広げることで、『私』というパーソナルな世界が、『世界』へと広がりつながる体験を、多くの人々が共有できるのではないかと思っております。このプロジェクトをこれからも様々な形で支援していきたいと考えております」
このことからも、日本での個人寄付の総額は今後数兆円の規模に広がると予測されます。株式会社LA DITTA(ラ・ディッタ)では、この社会状況を踏まえ、日本での個人寄付文化の健全な成長を願い、今回の~ココロを育てる募金貯金箱~ Me For The Worldのプロジェクトを発表するとともに、社会的貢献に寄与していきたいと考えております。