金銅小蟠(部分) 白鳳時代(重要文化財)


白鶴美術館地図

 公益財団法人 白鶴美術館(神戸市、1934年開館)は、2017年春季展を3月7日(火)から開催します。当館は、日本有数の閑静な住宅地である神戸・住吉地域に位置し、数多くの日本・東洋美術の優品(国宝2件、重要文化財22件)を含む約1,450点以上の作品を所蔵しています。

今回、本館では、所蔵作品の中でも選りすぐりの優品を展示し、作品の奥深さについてみていきます(国宝2点、重要文化財19点)。また、新館では、絨毯やキリムなどに描かれる様々な画と、それを構成する糸の素材・技法の関係に着目して、およそ25点の作品を展示します。





公式ホームページ: http://hakutsuru-museum.org/





【2017年 春季展の概要】

■期間  :2017年3月7日(火)~6月4日(日)

■休館日 :毎週月曜日 ただし3月20日(祝・月)は開館、3月21日(火)を休館

■開館時間:午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)

■入館料 :大人:800円、65歳以上・大学生・高校生:500円、

      中学生・小学生:250円





■イベント情報

【講演会「中国美術と日本美術の特質 ―仏教美術を中心に―」】

日時:4月30日(日) 午後2時~3時30分

講師:増記 隆介氏(神戸大学大学院人文学研究科准教授)



【演奏会「ペルシアを旅しよう。―ペルシア絨毯に織り込まれた詩と音楽とダンスのひと時―」】

日時:5月5日(祝・金) 午後2時~3時

演奏:ラヤリ エル ウンス シルクロード



【新館レクチャー「絨毯に表された文字によむ」】

日時:5月21日(日) 午後1時~3時30分

「絨毯に織り込まれる文字」

講師:吉田 雄介 氏(神戸学院大学 非常勤講師)

「イマーム・アリーの金言」

講師:吉田 京子 氏(神田外語大学 専任講師)



【美術に親しむ会「作品は深く語る~ものつくり人の心に迫る~」】

日時:5月14日(日) 午後1時30分~3時30分

講師:当館学芸員3名



【アート・トーク 「白鶴美術館の名作は深く語る」】

※当館学芸員によるスライド解説

日時:3月12日・26日、4月9日・23日、5月28日、6月4日の各日曜日 午後2時~3時



【特別ワークショップ「織ってみよう綴れ織り」】

日時:5月7日(日) 午後1時~4時

講師:新田 恭子 氏(大手前大学 非常勤講師)



【ワークショップ「クルッと反転!紙が要(かなめ)のミニ屏風」】

日時 :5月中の毎週日曜日 午後1時30分~4時

指導員:甲南大学在学生





■白鶴美術館とは

「世界的価値のあるコレクションを私蔵するのではなく、ひとりでも多くの方の目に触れてほしい。」

白鶴美術館は、そんな願いを持った嘉納治兵衛(鶴翁・白鶴酒造7代)によって昭和9年(1934年)に開館されました。

古美術品500点で出発した当館は今、国宝2件(75点)、重要文化財22件(39点)を含む約1,450点以上の作品を所蔵。戦争と空襲、戦後の混乱、大震災など幾多の苦難を乗り越えながら、価値ある古美術品を現在に残しています。





■施設所在地およびアクセス

〒658-0063 神戸市東灘区住吉山手6-1-1

・阪神御影駅、JR住吉駅から市バス38系統渦森台行「白鶴美術館前」下車

・阪急御影駅から北東約1km(徒歩約15分)

・無料駐車場あり(大型バスも可)





■本件に関するお問い合わせ先

公益財団法人 白鶴美術館 学芸課

担当  : 海原・田林・山中

Tel/Fax: 078-851-6001
情報提供元: @Press