当財団のいくつかの柱の事業活動の一つにABRSM(The Associated Board of the Royal Schools of Music)英国王立音楽検定があります。英国王立音楽検定協会は1889年、音楽の普及と音楽教育の向上を目的とし、4つの英国王立音楽大学のもとに設立されました。この団体の総裁は英国王室に継承され、現在はエリザベス女王が就任されています。活動は、音楽検定の実施、楽譜の出版、指導者セミナー、演奏会の開催などが挙げられます。とりわけ音楽検定は、英国内はもとより約90ヶ国で毎年約63万人以上が受検しており、内容、質ともに世界的に認められています。当財団では日本における代表事務局として毎年この音楽検定試験を実施してきましたが、このたび、ABRSM(英国王立音楽検定)の本試験前の公開模擬試験を東京と大阪で開催することになりました。