協定式で握手を交わす村上雅人学長と山田英介副学長

芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)は、愛知工業大学(愛知県豊田市/学長 後藤泰之)と12月8日、芝浦工業大学豊洲キャンパスにおいて、連携協定を締結しました。





教育と研究の両面にわたって広く連携・協力を図り、双方の学術研究の成果を共有することなどにより、21世紀における両大学のさらなる発展と、社会への成果の還元を目指します。

今後、グローバル化をベースに教材の共同開発や単位互換、FD・SD活動、研究発表、留学受け入れなど、協働で教育の質向上ならびに研究の高度化をはかっていきます。





1.経緯

芝浦工業大学は、2014年9月に文部科学省より「スーパーグローバル大学等事業 スーパーグローバル大学創成支援(タイプBグローバル化牽引型)」に私立理工系大学で唯一採択され、国内の理工系大学のグローバル化を推進する使命を担っています。また、2016年7月には文部科学省より「教育関係共同利用拠点」の認定を受けました。これは大学教育全体としてより多様で高度な教育を目指すための制度であり、本学は理工学教育のモデル構築とその基本的な枠組みおよび教育手法を国内に浸透させる拠点としての役割も担っています。

グローバル理工学教育の質向上を図るにあたり、エンジニアを育成するという教育・研究理念が共通し、自動車産業をはじめとしたものづくり産業の中心地に所在する愛知工業大学に今回の連携協定を提案し、この度の締結に至りました。





2.連携概要

(1) 教育、研究に関すること

(2) 教職員・学生の交流に関すること

(3) その他、本協定の目的を達成するために必要な事項





3.今後の予定

芝浦工業大学では、10月にも福岡工業大学と連携協定を結んでおり、大学間での連携を促進することにより国内全体の理工学教育の高度化を進めていく方針です。村上学長は、「『工業大学サミット』の開催などを通して他の国内工科系大学との連携を強めていきたい。複数の大学で海外留学生を受け入れるプログラムを開発できれば」と今後の展望を話しました。愛知工業大学の山田英介副学長は、「この連結協定によりグローバル社会に対応できる技術者の育成を目指したい。両大学が協力して課題を解決していきたい」と抱負を語りました。
情報提供元: @Press