BH3 外観図株式会社ビズライト・テクノロジー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 博見)は、Raspberry Pi 3 Model B(※)を利用したIoTゲートウェイ「BH3」を2016年11月10日(木)に発売しました。ビズライト・テクノロジーは、2016年11月16日(水)~18日(金)の期間、パシフィコ横浜で開催される「Embedded Technology 2016 組込み総合技術展」に出展し、当社スペース(ブース番号SD-04)にてBH3の展示を行います。
Raspberry Piを堅牢化した「BHシリーズ」は、Raspberry Piで開発したプロトタイプをそのまま業務用途に利用できる点を評価いただき、多数の反響をいただきました。そのなか、「Raspberry Pi 3 Model Bの堅牢化」のご要望を受け、Raspberry Pi 3 Model B搭載の「BH3」を開発し、販売を開始しました。
■「堅牢なRaspberry Pi」を実現するBHシリーズ
産業用途で安定利用するため、「BHシリーズ」では数多くのソリューションを実装しています。
<電源断、シャットダウンプロセスの最適化>
Raspberry PiはLinuxベースのOSを採用しているため、正常なシャットダウンプロセスを実行しないと、OSがクラッシュしたり、SDカードを破壊したりする恐れがあり、産業用途で採用するには問題がありました。BHシリーズは、大容量のコンデンサーを使用し電源断からおよそ30秒間動作することが可能です。「BH3」では、Raspberry Pi 3がRaspberry Pi 2と比較して消費電力が増大していることを受け、それに対応した回路変更を行っています。