支援する聴導犬のコスケくん


ほじょ犬マーク


公益財団法人 日本補助犬協会のロゴ

ペットショップ「P's-first」を全国に展開するペッツファースト株式会社(本社:東京都大田区、代表:正宗 伸麻、以下 ペッツファースト)は、補助犬を育成および認定できる団体の公益財団法人 日本補助犬協会(本部:神奈川県横浜市、代表理事:朴 善子)に対し、聴導犬の普及促進や育成・活動支援のために「ペッツファースト聴導犬育成プロジェクト」を立ち上げました。



ペッツファースト株式会社  : http://www.pfirst.jp/

公益財団法人 日本補助犬協会: http://www.hojyoken.or.jp/



2016年度で約1,500万円の予算を確保し、最初の取り組みとして900万円を2016年8月10日(水)に公益財団法人 日本補助犬協会に寄付いたしました。





■聴導犬とは

身体に障がいを持つ方の生活を助ける3種類の盲導犬・聴導犬・介助犬を総称し「補助犬」といいます。

その中で「聴導犬」の役割としては、耳の不自由な方にタッチをする動作で音を知らせ、生活をサポートします。

例えば赤ちゃんの泣き声、ドアのチャイム、携帯のメール着信音、目覚まし時計の音など、生活をしていく上で必要な様々な音を覚えます。

離れた所で音がした場合でもユーザーの所まで行ってそれを教え、音源まで誘導します。

また警報機の音を知らせるなどユーザーの安全を守る仕事もします。音が聞こえないことからくる不安を軽減し、耳の不自由な人の快適で安全な生活を支えることが聴導犬の役目となります。





■「ペッツファースト聴導犬育成プロジェクト」の立ち上げ理由

補助犬の中でも聴導犬は、社会的認知が低く、候補犬の選定から、育成するまでの資金、施設、人材が不足しており、実働頭数も少ないのが実情です。

(※盲導犬966頭に対して、聴導犬65頭 / 2016年7月 厚生労働省発表)



このたび聴導犬支援に踏み切った理由は、犬猫生体を取り扱うペッツファーストが支援することで、聴導犬の普及促進や育成活動に貢献できる点が多いことです。

候補犬の提供や、訓練支援からユーザー様の手に渡るまでを全面支援させていただき、年間に3頭以上の聴導犬育成を実現していきたいと考えています。





■「ペッツファースト聴導犬育成プロジェクト」活動内容

1. 聴導犬「コスケくん」の活動支援

公益財団法人 日本補助犬協会の認定を受けている聴導犬(名前:コスケくん)の活動支援を行います。

また、下記日程にてコスケくんの贈呈式を予定しています。

日時:8月31日(水)14時より

場所:公益財団法人 日本補助犬協会 横浜訓練センター



2. 聴導犬候補3頭の訓練支援

既に適正があると認められた3頭の訓練期間中の支援を行います。認定された場合は、その後の活動も支援する予定です。



3. 候補犬の提供から育成までの総合支援

ペッツファーストが所有する子犬の適正評価を行い、適正があると思われる数頭(候補犬)を聴導犬へと育成していきます。



2016年度の支援金を1,500万円と予定していますが、2017年度も同予算以上を確保し、聴導犬の普及促進や育成・活動支援を継続的に行います。





■公益財団法人 日本補助犬協会について

公益財団法人 日本補助犬協会は、身体障害者補助犬法の施行を機に設立された、日本で唯一3種類(盲導犬・介助犬・聴導犬)の補助犬を育成および認定できる団体となり、日本国内においての介助犬、聴導犬の認定頭数の50%を請け負っています。

「補助犬の基礎は、人との日々の生活の中で、人と一緒に何かをすることを楽しみ、その場の状況に合わせて行動できること」をモットーに、育成および普及活動に取り組んでいます。



ホームページ: http://www.hojyoken.or.jp/





■会社概要

商号   : ペッツファースト株式会社

代表者  : 正宗 伸麻

本社所在地: 東京都大田区矢口1-29-19

従業員数 : 615名(2016年7月現在)

資本金  : 2億6,020万円

店舗数  : 全国88店舗(2016年7月現在)

売上   : 68億円(2015年度)

URL    : http://www.pfirst.jp/



ペッツファーストでは、「Pets Always Come First(ペット最優先)」の企業理念を掲げ、これまでに保護犬譲渡活動、アニマルセラピー活動、マイクロチップ普及活動、老犬ホームの運営など社会貢献活動に力を注いでいます。
情報提供元: @Press