クラウド型フランチャイズ組織イメージ


Beat Messenger画面


Beat Shuffle画面


ハッピーカーズ代表取締役 新佛氏

社内向け交流サイト(SNS)のリーディングカンパニー株式会社Beat Communication(本社:東京都渋谷区、代表取締役:村井 亮)は、出張車買取り事業のフランチャイズ本部(FC本部)を運営する株式会社ハッピーカーズ(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:新佛 千治)に加盟店や顧客に付加価値を提供することを目的としたエンタープライズSNS「Beat Messenger」及び「Beat Shuffle」を導入いたしました。





■導入の背景

FC業界では、フランチャイジー(加盟店)にとってフランチャイザー(本部)への売上に対するロイヤリティーや加盟店を教育するスーパーバイザーへの報酬は、利益獲得を阻害する大きな原因となっているといわれています。特に競合の多い「車買取り」業界では、そのコストは加盟店が負担せざるを得ず、結果、利益の圧縮につながり経営を圧迫していくという状況は業界の抱える課題のひとつでした。



そんな業界の常識を覆す「クラウド型フランチャイズ」を実現するために、ハッピーカーズはフランチャイジー(加盟店)同士の情報共通を組織全体の相互利益とするとともに、顧客に付加価値を提供することを目的に、リアルタイムな情報発信・共有を実現する「Beat Messenger」及び、個人の体験や知識を組織全体のナレッジとして蓄積する「Beat Shuffle」を導入しました。

FC本部と加盟店同士がSNSで繋がることで1店舗の経験や知識を全加盟店に共有することができます。10店舗がSNSで繋がれば、1店舗の体験や知見を10店舗が同時に疑似体験することができます。

お互いが相互扶助の精神でノウハウや体験を提供しあうことで、コストをかけずに、かつシナジー効果を発揮して加盟店の成長を促すことができます。利益を圧縮するのではなく、FC事業の運営や加盟店の教育にかかるコストを削減することで、価格競争力を生み出しています。



ハッピーカーズFC設立当初はFacebookとFacebookメッセンジャーを利用していましたが、加盟店数を増やしていく成長フェーズにおいて、ナレッジの蓄積が必要になりました。また、コンプライアンスの観点からもセキュリティを確保しなければなりませんでした。自社開発によるスマホアプリも検討したものの、シンプルな画面で操作性が高く、ユーザー教育コストを抑えられる「Beat Messenger & Beat Shuffle」に出会い、予算的にも現在の成長段階に適していたために導入を決めました。





■活用方法

加盟店が主に利用しているのは、リアルタイムで情報の発信・共有が可能な「Beat Messenger」です。加盟店オーナーが顧客先にて出張査定を行う際、おおよその提示価格は検討がつくものの、決断に迷ってしまうことがあります。そんな場合には、年式、車種、走行距離などの条件とともに車の画像を「Beat Messenger」に投稿することで、リアルタイムに他の加盟店オーナーにアドバイスを求めることができます。

「この年代の車種はここをチェックしたほうがいいよ」「オークション相場はこういう傾向だよ」等のアドバイスを加盟店全員が当事者意識をもって発言してくれます。また、発言をしなかったとしても、やり取りを見るだけで他の加盟店の経験を疑似体験することができ、加盟店数分の体験や知識を共有することが出来ます。加盟店オーナーは、一人で業務を行う場合の数倍のスピードでスキルアップできます。逆に本部は1対1で教育するよりも数分の1のコストで加盟店に対して教育や情報を提供することができます。



▼ハッピーカーズの「Beat Messenger」の画像

https://www.atpress.ne.jp/releases/108257/img_108257_2.png



「Beat Messenger」でのやりとりにおいて、ナレッジとして蓄積しておきたい発言や質問が投稿された場合には、その投稿を抽出して「Beat Shuffle」のコミュニティのトピックにまとめておきます。緊急性はなくても蓄積しておきたい情報を「Beat Shuffle」に格納しておくことで、加盟店が検索ウィンドウを使って知りたい情報を取り出すことが出来ます。知りたい情報が今、すぐに手に入るというメリットは、加盟店にとって大きな価値となっています。



▼ハッピーカーズの「Beat Shuffle」の画像

https://www.atpress.ne.jp/releases/108257/img_108257_3.jpg





■導入効果

加盟店オーナーのモチベーション向上に大きな効果を発揮しています。出張買取り業務を一人で行うFC加盟店のオーナーは一人で悩んでしまうことが多く、ついつい後ろ向きに考え、本部を批判することに繋がってしまうこともあります。しかし、「Beat Messenger & Beat Shuffle」を利用することで、加盟店同士が24時間いつでも利用・会話することができるので、いつでも誰かに聞いてもらえる、誰かに話しかけることができるという安心感を与えることができています。単なる加盟店ではなく、「同じハッピーカーズというブランドを掲げる仲間」という意識を根付かせることで、困難な状況でも前を向いてビジネスを推進させていくことができます。



また、本部としても、加盟店オーナーのコメント数の傾向をチェックすることができるため、ビジネスが順調かどうか、問題を抱えていないか、などを判断するバロメーターとして利用することができます。致命的な状況に陥ってしまう前にフォローが出来るという点は導入による大きなメリットになります。





■今後の展望

「Beat Messenger & Beat Shuffle」を導入後は当初の査定業務という範疇を越えて、加盟店同士の結束が強くなりました。SNSをきっかけとした加盟店同士のミーティングの実施や勉強会等、本部が主導しなくても自発的にお互いが実際に会い、情報交換し、同じイベントに参加するなどリアルな共有体験が生まれています。こういった仕組みがあることが新規加盟店にとって大きな安心感を与えることにつながり、ハッピーカーズとしてのビジネスをスムーズにスタートアップさせるために無くてはならないツールとなっています。



<導入にあたり 株式会社ハッピーカーズ 代表取締役:新佛氏>

『新規加盟店募集においても、ハッピーカーズに加盟することの大きなメリットとして訴求効果を発揮しています。事実、「Beat Messenger & Beat Shuffle」の利用を開始して3ヶ月ですが、加盟店数は10店舗から20店舗へと倍増しました。2016年内には50店舗に到達する見込みです。「クラウド型フランチャイズ」は加盟店が増えれば増えるほど1加盟店あたりのコスト削減効果が大きくなります。加盟店に提供できる利益を大きくすることが出来れば、必然的にお客様へのメリットも大きくなります。今後も「Beat Messenger & Beat Shuffle」を活用して、「車を通じて、関わる人すべてをハッピーにしていく」という企業理念を実現していきますよ』と「クラウド型フランチャイズ」の展望について、新佛氏は笑顔で語ってくれました。





【ハッピーカーズについて】

車買取り事業において、クラウド型フランチャイズ」という新ビジネスモデルを展開し、「クルマを通じて、関わる人をみんなハッピーに」という企業理念のもと、加盟店と顧客から信頼されるブランドを目指している。加盟店同士の情報発信による相互利益を生み出す仕組みを構築し、フランチャイズ運営に係るコストの削減に成功。コスト圧縮分を車の買取り価格に反映させることで、顧客に対して適正価格での買取りを実現しています。エンタープライズSNSをコアコンピタンスとして活用し、加盟店数を10店舗から20店舗に倍増することに成功。2016年内には50店舗に到達する見込み。



■会社概要

商号   : 株式会社ハッピーカーズ

代表取締役: 新佛 千治(Shinbutsu Chiharu)

資本金  : 3,000,000円

所在地  : 神奈川県藤沢市辻堂西海岸3-1-27

事業内容 : ハッピーカーズ事業部の運営

Facebook : https://www.facebook.com/happycars.jp

URL    : http://happycars.jp/company/





【Beat Communicationについて】

2003年に国内で初めてビジネスソーシャルネットワーク実験を行い、2004年に世界で初めてエンタープライズソーシャル・ネットワーク(社内SNS)を発表した業界のパイオニア。2011年に、次世代型社内SNS「Beat Shuffle」をリリース。主な顧客には、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)、株式会社NTTデータ、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社、三井不動産ファシリティーズ株式会社など数多くの大手企業に社内SNSを提供。



■会社概要

商号   : 株式会社Beat Communication

代表取締役: 村井 亮

資本金  : 34,000,000円

所在地  : 東京都渋谷区東2-23-12 プレミアムユーゾーンビル 5F

事業内容 : ソーシャルネットワークサービスの構築、販売、

       ソーシャルメディア全般のコンサルティング・企画・開発・運営

URL    : http://www.beat.co.jp/
情報提供元: @Press