純国産フルボ酸散布後5週間(7月中旬)


種子散布工施工後1カ月半植生不良(6月初旬)


施工前植生不良(6月下旬)


純国産フルボ酸散布後(8月下旬)

国土防災技術株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻 裕 ※)は、当社が開発した「純国産フルボ酸」によるサッカーグラウンドの芝生不良の改善に成功しました。



※ 辻は、正しくは「一点しんにょう」



URL: http://www.jce.co.jp/





■「フルボ酸」とは

フルボ酸は、自然界では微量にしか生産されない貴重な資源で、通常は腐植土壌に多く存在します。腐植土壌とは、森林生態系において地上部の動植物により生産された有機物が堆積し、微生物により分解されて土状になったものです。またフルボ酸は、もともと森林や土壌の中に存在する有機酸の一つで、植物にミネラルを補給する役目を担っています。フルボ酸は植物が必要とする肥料の交換能力を高め、効率よく肥料吸収を図り光合成量を向上させ、酷暑期の耐性を高める効果もあります。

当社が量産化に成功した純国産フルボ酸は、一般のフルボ酸より活性効果が高い資材であり、国際化粧品素材登録であるINCIコード及び有機JASに登録されており、第16回民間部門農林水産研究開発功績者表彰の農林水産技術会議会長賞(民間企業部門)や第61回森林技術賞を受賞するなど、高い評価をされています。





■実施背景

今回は、長野県飯山市において2016年7月に迎えるサッカー合宿のために4月末に芝の再生を開始したにもかかわらず、6月初旬になっても回復が見られないので頭を悩ませているとグラウンド管理者から依頼を受けたことによって、フルボ酸散布を実施することになりました。





■実施結果

5週間後の7月中旬には見違えるほどのグラウンドに再生することが出来ました。

フルボ酸の散布により光合成の活力がアップ、水やりの低減、肥料の減量化する効果を実現いたしました。



●種子散布工施工後1カ月半植生不良(6月初旬)

https://www.atpress.ne.jp/releases/108111/img_108111_2.jpg

●純国産フルボ酸散布後5週間(7月中旬)

https://www.atpress.ne.jp/releases/108111/img_108111_1.jpg



また、実験により以下の化学的作用が確認されました。

(1)土壌の熟度を増す効果

(2)アンモニア態窒素を増やす効果

(3)過剰な硝酸態窒素を低下させる効果

(4)リン酸を増やし、リン酸吸収係数を下げる効果

(5)土壌の塩基バランスを整える効果





■現在の状況

この他にも学校の校庭やゴルフ場、公園などで、同様の技術を使い、芝生の再生を行っています。



<都市公園芝生緑化>

●施工前植生不良(6月下旬)

https://www.atpress.ne.jp/releases/108111/img_108111_3.jpg

●純国産フルボ酸散布後(8月下旬)

https://www.atpress.ne.jp/releases/108111/img_108111_4.jpg





■関連リンク

農林水産技術会議会長賞(民間企業部門)

http://www.s.affrc.go.jp/docs/mg/mg160415/contents_15.htm



第61回森林技術賞

http://www.jafta.or.jp/contents/event/

http://www.jce.co.jp/news/20160701/01.html





■会社概要

名称 : 国土防災技術株式会社

代表者: 代表取締役社長 辻 裕(辻は、正しくは「一点しんにょう」)

所在地: 〒105-0001 東京都港区虎ノ門3丁目18番5号

設立 : 1966年5月2日

資本金: 3億4,200万円

URL  : http://www.jce.co.jp/
情報提供元: @Press