本展では「世界で最も有名なビーグル犬」として親しまれるスヌーピーの魅力を、作者のチャールズ M. シュルツ氏がスヌーピーを思いついた誕生秘話から、約50年間の間に外見のみならず内面的にも大きな変遷を遂げていく様子を、日本初公開を含む原画約80点と映像で紹介します。お馴染みの「ハッピーダンス」や「フライング・エース」などの原画がずらりと並ぶほか「知られざるシュルツ」コーナーでは日本初公開となるスケッチを、また「ヴィンテージグッズ」コーナーではクリスマスのオーナメントなどユニークなアイテム約100点を紹介します。この展覧会は、知っているようで知らないスヌーピーのすべてを知り尽くす「史上最大のスヌーピー展」となります。
正式名称はチャールズ M. シュルツ美術館&リサーチセンター(Charles M. Schulz Museum & Research Center)。世界最大の「ピーナッツ」原画コレクションを誇ります。2002年に開館して以来、コミック・アートへの理解を深める企画展示や教育プログラムを実施してきました。
コミック「ピーナッツ」(原題:PEANUTS)は、1950年10月2日にアメリカの7紙で連載がスタートしました。現在も75ヵ国21の言語、2,200紙で掲載されており、2015年に65周年を迎えました。「ピーナッツ」アニメーションは季節の風物詩となり、商品は文字通りすべての流通チャネルを通して提供されています。「ピーナッツ」は、ポップカルチャーのアイコンとして現代文化に多くの接点を持っています。Iconix Brand GroupおよびCharles M. Schulz Creative Associatesのジョイントベンチャーで設立されたPeanuts Worldwide LLC(ニューヨーク)が権利元として全世界でライセンスビジネスを展開しています。
ソニー・クリエイティブプロダクツは、日本における「ピーナッツ」の独占エージェント権を2009年10月に取得し、Peanuts Worldwide LLCのエージェントとして2010年より本格的にライセンスビジネスを展開しています。本ミュージアムはチャールズ M. シュルツ美術館との共同事業として、ソニー・クリエイティブプロダクツが運営します。