SBI北尾社長、RIZAP瀬戸社長 1


SBI北尾社長、RIZAP瀬戸社長 2


SBI 北尾社長


RIZAP 瀬戸社長

ALAエイジングケア研究所(東京都渋谷区)では、期待の注目成分であるALA(アラ:5-アミノレブリン酸)に関するトピックス情報を、ご報告をさせていただきます。この度、7月12日(火)に、SBIホールディングス株式会社とRIZAPグループ株式会社が、ミトコンドリアに働きかけ細胞を活性化させるALAを軸とした事業構想を発表され、その期待について語られたのでダイジェストとしてまとめさせていただきました。





当日は、SBIホールディングス株式会社 代表取締役執行役員社長 北尾 吉孝氏より、「ALAの可能性とRIZAPグループとの業務提携」についての発表からはじまり、RIZAPグループ株式会社 代表取締役社長 瀬戸 健氏より「RIZAPと細胞を元気にするALAに関する事業説明」についてお話しました。続いて慶應義塾大学 大学院 教授 政策・メディア研究科 兼 医学部 内科学講座 ヘルスサイエンス・ラボ 代表 博士 渡辺 光博氏をお招きし、2社による新事業の核となる機能性素材「ALA」について説明されました。発表会の最後には、SBI北尾氏、RIZAP瀬戸氏、渡辺教授、SBIファーマの中島氏4名により、「すべての生命にコミットするALAへの期待」をテーマにトークセッションを行いました。





【「ALAの可能性とRIZAPグループとの業務提携について」】

・SBIホールディングス株式会社 代表取締役執行役員社長 北尾 吉孝氏

SBIホールディングス北尾社長は、SBIホールディングスにおける、ALAを含む医薬品、健康食品および化粧品の開発・製造・販売を担うバイオ関連事業の重要性について「SBIグループの原点である経営理念の一つとして、「新産業クリエイターを目指す」を掲げており、21世紀の中核産業となるインターネットとバイオ分野における新産業創造に向けて、同分野のベンチャー企業への投資・育成に注力してきた。私たちSBIグループは1999年の創業以来、金融事業をメインに行ってきたが、インターネット分野のベンチャー企業への投資を行うとともに、インターネットを活用した革新的な金融サービス・商品の開発を進め、日本のオンライン金融の発展を牽引してきた。同様に、バイオ領域においても、人類の健康促進に役立つ事業を自ら進めていこうということでバイオ関連事業に進出した。」とお話しされました。



北尾社長がALAに着目した背景について、「ユーグレナをはじめとする様々なバイオベンチャーに投資をしてきた。一方で自ら新産業を創造するということで、1950年代からミトコンドリアにおいて、とても重要だといわれていたALAの研究事業についてご縁があって、2008年から私たちのグループ傘下で事業を展開していこうとなった。金融事業については成長軌道に乗ってきたので、私の残りの人生で全力をかけて、バイオ関連事業とりわけALAを取り扱っていきたい。」とALAへ懸ける思いを語りました。



また、RIZAPグループとの業務提携に至った経緯やRIZAPグループへ期待感については、「RIZAPの瀬戸社長はマーケティングの天才だと思っている。またRIZAPは結果にコミットする会社。共同に事業をすすめることで、ALAの認知度を高めていきたいと思っている。」とRIZAPグループとの業務提携におけるALAへの意気込みを語りました。





【「RIZAPと細胞を元気にするALAに関する事業説明」】

・RIZAPグループ株式会社 代表取締役社長 瀬戸 健氏

RIZAPグループ 瀬戸社長は、2015年10月にSBIと業務提携に至る背景となった、ヘルスケア事業の取り組みについて、「ボディメイクだけでなく、ヘルスケア領域事業に関して、医学的観点から生活習慣の改善に取り組んでいきたいと思っているので、医療機関との提携を進め、医学的見地、科学的見地からの知見を蓄積し、安全性が高いプログラムの構築をしていきたい。ALAを足がかりにヘルスケアに注力、製薬業界に参入していきたい。」と意気込みをお話されました。



さらに、ALAの100憶円市場創造に関する具体的な取り組みとして、「2016年7月1日に「RIZAP ACTIVE」を販売開始し、即日完売し今現在欠品している。」と、第一歩の取り組みが好調であることを発表されました。また、「ALA事業で100憶円市場の創造にコミットする。」と目標を掲げました。





【ALA概要説明:エイジングケアとして注目を集める細胞活性アミノ酸ALA】

・慶應義塾大学 大学院 教授 政策・メディア研究科 兼 医学部 内科学講座 ヘルスサイエンス・ラボ 代表 博士 渡辺 光博氏

慶應義塾大学 渡辺教授から、まずALAの概要について、「ALAは体内で生産される天然のアミノ酸。“エネルギーの生産工場”といわれるミトコンドリアで生産される。たんぱく質ではなく、呼吸を行うヘム酵素や血液の酸素運搬に必要となるヘモグロビンとして機能を発揮している。」と説明されました。また「ALAの体内生産量は17歳をピークに減少する。食品にも含まれているが、1日に摂取するのが望ましいと言われる15mgを補給するには、赤ワインなら6本以上、トマト150kg以上、ほうれん草93kg以上を摂る必要があり、通常の食事から十分なALAを取り入れるのは難しい。」と、サプリメントなどを有効に活用することの有用性を述べられました。そして「ミトコンドリアは老化に直接関与している器官であり、ミトコンドリアの機能低下自体が、老化を引き起こす原因になっていると医学界で言われている。ALAの摂取によりミトコンドリアの活性を維持することができれば、老化に伴う様々な問題を解決することが期待される。」と、科学的見地からエイジングケアとしてのALAへ期待を寄せました。





【トークセッションのメンバー】

・慶應義塾大学 大学院 教授 政策・メディア研究科 兼 医学部 内科学講座 ヘルスサイエンス・ラボ 代表 博士 渡辺 光博氏

・SBIホールディングス株式会社 代表取締役執行役員社長 北尾 吉孝氏

・RIZAPグループ株式会社 代表取締役社長 瀬戸 健氏

・SBIファーマ株式会社 取締役 執行役員専務 中島 元夫氏





■ALAを摂取して感じられた“魅力”について

ALAを実際に摂取し感じられた機能的な魅力について、SBIホールディングス北尾社長は「長い期間ALAを摂取しているが、はじめは爪や髪の伸びが早くなったこと、よく眠れるようになったのを実感した。また、握手した際に、手が温かいと言われたことがあり、体温が上がったのだと感じた。」とお話しされました。RIZAP瀬戸社長は「筋疲労がなくなり、翌朝の寝起きが良くなった。」と、慶應義塾大学 渡辺教授は「以前試した際に、体調が良いというのはもちろんのこと、頭の回転が早くなったり、アイディアが出やすくなる、やる気が出るなど精神的なサポートを感じることがあった。」と実体験について語りました。

また、SBIグループにおいてALAの研究開発および製薬事業を担うSBIファーマ中島氏は「最も感じるのは運動をした際の疲労度の違い。私が客員教授をつとめる信州大学 大学院 医学系研究科における臨床試験で運動時の疲労に対する耐性が実証されている。」と研究結果をもとにALAの効果についてお話されました。





■ALAを取り巻く環境とこれまでとこれから

SBIグループとして2008年以来、ALA事業について取り組んできた実績について、北尾社長は「コスモ石油の長年にわたる基礎研究によって、ALAの大量生産が成功した。コスモ石油とジョイントベンチャーであるSBIファーマを立ち上げた。2015年には機能性表示食品「アラプラス 糖ダウン」を販売開始し爆発的に売れた。具体的に具現化できる臨床実験データがとれるものがALAには様々ある。」と、ALAの今後の素材としての発展性についてお話されました。





■ALAの社会貢献度の高さ

SBIファーマ中島氏は世界の研究者と接している中で、日本だけでなく世界規模でALAに寄せられている期待について「医療費の削減に寄与できると考えている。ALAはエイジングケアだけでなく、ミトコンドリアと関係する糖尿病、パーキンソン病やアルツハイマーなど幅広い疾患が対象となる可能性が認められている。治療だけでなくサプリメントを予防として使うことができれば、世界的な広がりが大きい。糖尿病罹患率が4人に1人の中東では予防医学の観点から医療費削減の国家プロジェクトとしてALAが認められはじめている。」と現状の実績をふまえた今後の可能性についてお話されました。





【ALAエイジングケア研究所】

2016年7月12日に、細胞活性成分であるALAの普及のために、国内外の有識者や研究者などにご協力をいただき、ALAの健康や美容に対する機能を、一般生活者にわかりやすく広く伝えていくために立ちあげた研究および啓発団体です。



URL: http://ala-agingcare.jp/
情報提供元: @Press