大正大学(学長:大塚伸夫、所在地:東京都豊島区)のキャンパス内に設置されているアートスペース「ESPACE KUU 空(エスパス空)」では、7月1日(金)より、「A la Mer - 海へ -」鷲尾和彦写真展を開催します。広く、深く、限りない存在である海という存在を中心に、世界的な視界から自らの居場所である「日本」を捉えつづけてきた作品の数々を展示します。
兵庫県生まれ。1997年に独学で写真を始める。2009年、写真集『極東ホテル』を出版。2011年、作家・詩人の池澤夏樹氏とともに東日本大震災発生直後から被災地をフィールドワークし、書籍『春を恨んだりはしない』と写真集『遠い水平線 On the Horizon』を刊行。2014年には日本全国の海岸線の風景を約15年間にわたり撮影したシリーズ『To the Sea』を刊行する。世界的な視界から自らの居場所である「日本」を捉えた作品制作の姿勢を貫く。