大井川鉄道(本社・静岡県島田市)が、JR西日本から譲り受けた車両5両を25日、報道陣に公開した。

 車両は国鉄時代に製造された12系客車。1978年に製造され、JRではSL北びわこ号などとして活躍した。車内は4人がけのボックスシートが並び、「栓抜き」がついているなど、昔懐かしい内装になっている。

 現在、大井川鉄道が使っている旧型客車と異なり冷房も完備されている。SLや、「ブルートレイン風塗装」をまとった電気機関車などに連結する予定で、運行開始は11月ごろを目指している。

 同社は2022年の台風災害により今も一部区間で運休を余儀なくされていて、29年の復旧を目指している。

 鳥塚亮社長は「『全線開通したら乗りに行きます』という方が多いが、(客車は)『それまでの間にも来てください』という一つの役割。昭和チックなことが好きな方々に、ぜひいらしていただきたい」と呼びかけた。【渡部直樹】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 大井川鉄道がJR西から12系客車譲り受ける SL列車などで活用