<1分で解説>トランプ大統領が診断された慢性静脈不全って?
米ホワイトハウスは17日、トランプ大統領が「慢性静脈不全」と診断されたと明らかにしました。どんな病気なのでしょうか?トランプ氏の状態は?1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「トランプ大統領の健康状態」について解説します。
Q トランプ大統領が慢性静脈不全と診断されたと聞いたよ。どんな病気なの?
A 慢性静脈不全は、足の静脈の働きが弱くなり、血液が心臓に戻りにくくなる病気です。
Q トランプ氏はいつから症状があったの?
A ホワイトハウスによると、トランプ氏自身は数週間前から軽度の足の腫れに気づいていたそうです。
Q どういう経緯で診断されたの?
A トランプ氏が足の腫れを自覚して念のため検査を受け、慢性静脈不全と診断されました。
Q 他に病気はなかったの?
A ホワイトハウスが公表した医師の診断書によると、検査では「深部静脈血栓症や動脈疾患の兆候は確認されなかった」とし、心臓の機能にも異常はなかったそうです。
Q 最近撮影された写真には、トランプ氏の手の甲にあざのような痕が写っているとも指摘されていたそうだね。手のあざはどうしてできたの?
A 手のあざについては、頻繁な握手や、心血管疾患予防のために飲んでいるアスピリンの軽い副作用だと説明されています。
Q 慢性静脈不全は高齢者によくあるの?
A 診断書によると、「特に70歳以上の人によく見られる良性のものだ」とされています。トランプ氏は2025年1月に、78歳7カ月という米国史上最高齢で大統領に就任しています。
Q トランプ氏の健康状態は大丈夫なの?
A 診断書では「トランプ大統領の健康状態は極めて良好だ」としています。