日銀の植田和男総裁は19日の記者会見で、日銀による賃金に関する中小企業ヒアリングの結果が政策変更の判断材料のひとつになったと明らかにした。

 植田総裁は「ヒアリング先の半分以上から賃上げの計画があるとの回答を得た。小規模企業は大企業の賃金設定を見つつ、自分たちの賃金も決めていく傾向があり、今後の中小企業の賃金動向を予想した面がある」と説明した。

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 日銀総裁「ヒアリング半数の中小企業が賃上げ計画」 判断材料に