東名高速 助手席の25歳が路上に転落し、死亡 後続車ひき逃げか

　10日午後8時20分ごろ、愛知県豊田市千足町の東名高速道路下り線を走る車から「中央分離帯に人が倒れている」と110番があった。県警高速隊によると、同県豊川市御津町御馬西、無職、村上佳純さん（25）が倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。

　高速隊によると、村上さんは父親の運転する普通乗用車の助手席に同乗していた。全身を強く打っており、何らかの理由で高速道路上に転落し、後続車にはねられたひき逃げ事件の可能性も視野に捜査を進めている。

　現場は東名高速の豊田インターチェンジ（IC）―三好IC（愛知県みよし市）間で、緩やかなカーブが続く区間。【太田圭介】