11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いは5日、15州の予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を迎え、ドナルド・トランプ前大統領(77)が順調に勝利を重ねている。

 ただ、リベラル色が強い東部バーモント州予備選は接戦が続いており、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)が一矢報いる可能性もある。

 AP通信によると、開票率76%の段階で、得票率はヘイリー氏49・8%、トランプ氏46%。開票経過は抜きつ抜かれつの展開となっている。

 過去10戦のうち、ヘイリー氏が勝利したのは首都ワシントンだけだった。【ワシントン秋山信一】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 バーモント州は抜きつ抜かれつの接戦 米大統領選・共和党候補争い