第17回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)の本戦トーナメント準決勝と決勝が10日、東京都千代田区で指され、前回優勝の藤井聡太名人(21)は決勝で永瀬拓矢九段(31)に129手で敗れ、連覇を逃した。初優勝の永瀬九段は、昨年10月に藤井名人に王座を奪われて8冠達成を許した雪辱を果たした。

 前年度はトーナメントで優勝者を決める四つの一般棋戦で全て優勝する「グランドスラム」を成し遂げた藤井名人だったが、今年度は銀河戦に続いて準優勝となった。【丸山進】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 藤井聡太名人、朝日杯連覇ならず 決勝で永瀬拓矢九段に敗れる