2023年の1世帯当たりのギョーザへの年間支出額は浜松市が4041円で、20年以来3年ぶりに全国トップを奪還した。3年連続の1位を目指していた宮崎市は3497円で2位、前年2位の宇都宮市は3200円で3位だった。

 6日に発表された総務省の家計調査で判明した。家計調査は全国52の都道府県庁所在地や政令市での2人以上の世帯の収支を集計している。ギョーザで対象となるのは、スーパーや専門店で購入した持ち帰りの生ギョーザや焼きギョーザへの支出額で、冷凍や外食、飲食店のテークアウトは含まない。

 ギョーザの年間支出額は20年まで浜松市と宇都宮市がし烈な1位争いを続けていた。宮崎市では20年に市内のギョーザ店などが「宮崎市ぎょうざ協議会」を設立して販促活動を展開。21年に初めてトップとなり、22年も「連覇」していた。【平川昌範】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 ギョーザ年間支出額、浜松が全国首位奪還 宮崎2位、宇都宮3位