英紙サンデー・タイムズ(電子版)は21日、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスに所属し、イスラエルに対する「テロの活性化」を仲間と相談してきた男性(62)がロンドン北部に居住していると報じた。

 同紙などによると、この男性はムハンマド・カセム・サワルハ氏。米司法省は2004年、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸におけるハマス軍事部門の統括役と指摘し、「(西岸での)テロ活動の責任者」と認定していた。英情報局保安部(MI5)も存在を把握していたが、英国では自由に活動しているという。【ロンドン篠田航一】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 ロンドンに「ハマスのテロ責任者」居住か MI5も把握 英紙報道