世界最大級のゲームの展示会「東京ゲームショウ2023」が21日、幕張メッセ(千葉市)で開幕した。全館を利用しての開催は4年ぶり。ゲームの周辺機器などを展示する「ゲーミングハードウェアコーナー」や専用家具などを紹介する「ゲーミングライフスタイルコーナー」を新たに設置した。会期は24日まで。22日までは関係者向けで、一般公開は23日から2日間。約20万人の来場を見込んでいる。

 今回は過去最多となる44カ国・地域から787社が出展。そのうち海外が406社を占める。出展するゲームは2291タイトル。家庭用ゲーム機やスマートフォン、パソコン向けの新作に加え、eスポーツに採用された作品やVR(仮想現実)・AR(拡張現実)端末用など幅広い。

 オープニング番組や基調講演などはオンラインでも配信する。また、21日から10月1日までVR会場の出展もある。中学生以下と保護者が無料で入れる家族向けのエリア「ファミリーゲームパーク」と「コスプレエリア」が4年ぶりに復活する。【福富智】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 「東京ゲームショウ」開幕 4年ぶり全館利用、過去最多の出展