神奈川県平塚市は18日、総合公園ふれあい動物園で飼育していたカピバラ「カッピー」が死んだと発表した。7月下旬ごろ、呼吸が荒い状態が続いたことから展示を休止し、獣医の往診を受けていたが、17日昼、死亡が確認された。オスで推定年齢6歳だった。

 カッピーは2019年6月、飼われていた藤沢市の民家から脱走し、同年末に大磯町で捕獲されるまでの半年間、湘南エリアを「放浪」し、各地で話題になった。飼い主からの依頼でふれあい動物園が引き取り、22年4月から一般公開され、人気だった。【因幡健悦】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 湘南を放浪、カピバラ「カッピー」死ぬ 捕獲後は動物園で人気者に