29日午後5時45分ごろ、東京都東村山市秋津町5の住宅で、「寝室のベッドで2人が倒れている」と介護職員から110番があった。警視庁東村山署によると、倒れていたのは90代の夫と80代の妻で、死亡が確認された。寝室にエアコンはあったが電源が入っておらず、熱中症の疑いがあるとみて死因を調べている。

 同署によると、寝室はドアや窓が閉め切られ、扇風機のみ動いていたが、高温になっていた。29日朝にデイサービスの介護事業者が迎えに行ったが応答がなく、夕方に再び訪問したところ、倒れている夫婦を発見したという。【寺町六花】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 高齢夫婦が自宅で死亡、熱中症か エアコンつけず、扇風機だけ