名古屋出入国在留管理局で病死したスリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)に関する不適切な発言をした梅村みずほ参院議員は27日、自身のツイッターに、所属する日本維新の会から党員資格停止6カ月の処分を受けたことについて「己の未熟さを痛感するところであり、今回の処分を謹んでお受けする」と投稿した。

 梅村氏は「多くの皆様よりいただいた叱咤(しった)激励の全てを糧として今一度初心に立ち戻りたく存じます」と思いをつづった。

 梅村氏は12日の参院本会議で「支援者の一言がウィシュマさんに『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況につながった恐れも否定できない」と発言。16日の参院法務委員会では「ハンガーストライキによる体調不良で亡くなったかもしれない」と述べた。

 遺族が「デマ」と抗議し、維新執行部は梅村氏に発言を慎むよう指示したが、梅村氏は18日、「根拠はある」として撤回しない考えを示していた。【安部志帆子】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 梅村氏、「己の未熟さ痛感」と投稿 不適切発言で党員資格停止処分