東京消防庁の消防士、女性盗撮の疑い 警視庁が書類送検の方針

　飲食店で女性のスカート内を盗撮したとして、警視庁が東京都迷惑防止条例違反容疑で、東京消防庁世田谷消防署に勤務する30代の男性消防士から任意で事情聴取していることが捜査関係者への取材で判明した。消防士は容疑を認めており、警視庁は容疑が固まり次第、書類送検する方針。

　捜査関係者によると、男性消防士は4月24日午後3時ごろ、東京都渋谷区宇田川町の飲食店で、スマートフォンで女性のスカート内を盗撮した疑いが持たれている。

　東京消防庁は「職員が任意同行されたことは承知しているが、警察の捜査中なのでコメントは差し控える」としている。【菅健吾】