天皇陛下は26日、皇居・御所で、バングラデシュのハシナ首相と面会された。ハシナ首相は日本の政府開発援助(ODA)に謝意を示し、陛下は両国関係が「非常に発展してきているのは喜ばしい」と述べた。

 宮内庁によると、ハシナ首相からは、約455万回分の新型コロナウイルスワクチンがバングラデシュに供与されたことへの感謝の言葉もあった。また、陛下は「若い人たちの交流は非常に重要で、多くの留学生が日本で学んでいることは大変喜ばしい」と話したという。

 今後、ハシナ首相は米国を経て英国に向かい、5月6日に行われるチャールズ国王の戴冠式に参列するという。【高島博之】

情報提供元: 毎日新聞
記事名:「 天皇陛下、バングラ首相と面会 両国関係「非常に発展喜ばしい」