気象庁は30日午後、熊本県・阿蘇山の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げた。火山性微動の振幅が大きくなり、噴火する可能性があるため。  中岳第1火口から約1キロ以内では大きな噴石の飛散や火砕流に警戒が必要という。  阿蘇山の警戒レベルは昨年2月に火山活動の高まりを受けてレベル3に引き上げられたが、3月にレベル2、4月にレベル1にそれぞれ引き下げられていた。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 阿蘇山、警戒レベル2に上げ=噴火の恐れ―気象庁